丈夫で育てやすく手入れが簡単なことからガーデナーに大人気のマーガレット。今回は、そんなマーガレットの中でも特に人気のある品種、ボンザマーガレットの魅力や育て方をご紹介します。
どんな特徴があるの?
育て方は?
摘芯(ピンチ)は必要?
切り戻しは必要?
冬越しはできる?
購入時期は?
こんな疑問にお答えします。
それでは、よろしくお願いします♪
ボンザマーガレットの特徴
ボンザマーガレットはSUNTORYFLOWERSさんから発売されているマーガレットです。
摘芯(ピンチ)なしでキレイにまとまった株に仕上がるのが大きな特徴です。
種類も豊富で、2023年3月時点で7種類のボンザマーガレットが発売されています。
ボンザマーガレットのご紹介
我が家では、ボンザマーガレットのチェリーを育てています。
ボンザマーガレットはローメンテナンスでキレイにまとまって咲いてくれます。初心者でも簡単にキレイに育てることができるのがボンザマーガレットの大きな魅力です♪
ボンザマーガレットの育て方
ボンザマーガレット 植え付け(鉢のサイズ)
鉢植えの場合は8号鉢(直径24cm)を用意します。草花用の培養土に赤玉土を混ぜるなどした水はけの良い土に植えてあげます。
ボンザマーガレットは地植えでも楽しむことができます。地植えの場合は成長することを見越して、株と株の間隔を広めにとるようにしましょう。
ボンザマーガレット 水やり・肥料
鉢植えの場合は土が乾いたらたっぷりと水やりをします。
ボンザマーガレットはお花をたくさん咲かせてくれるので、定期的な追肥が欠かせません。規定量の液肥を定期的に与えてあげましょう。
ボンザマーガレット 花がら摘み
花がら摘みは、こまめにしてあげます。
花がらを茎の下のほうから、園芸用のハサミを使って切ります。
ボンザマーガレット 摘芯(ピンチ)
ボンザマーガレットは何もしなくても花数が多いため、基本的に摘芯(ピンチ=花の数を増やすために頂点を切り落として脇芽を増やすこと)は不要です。
摘芯(ピンチ)なしで、こんもり綺麗にまとまってたくさん咲いてくれるのが、ボンザマーガレットの最大の魅力です♪
ボンザマーガレット 切り戻し
摘芯(ピンチ)が不要なボンザマーガレットですが、花姿が乱れてきたら切り戻しをしてあげます。
また、花の時期が終わり始める梅雨前には以下の理由で切り戻しをしてあげます。
- 株元が蒸し暑さで腐らないよう風通しをよくするため
- 木質化を予防するため
ボンザマーガレット 冬越し
ボンザマーガレットは雪や霜にあたると枯れてしまいます。寒い季節は、軒下や屋内に置いてあげることで冬越しが可能になります。移動が難しい場合は、ビニールなどで覆って寒さから守ってあげましょう。
冬の寒さで株が乱れた場合は、切り戻して株を整えてあげます。
枯れたように見えても、根元から新芽が出てきています。諦めて捨ててしまわないようにしましょう。
ボンザマーガレットの販売時期とおすすめの購入時期
関東に住んでいる我が家では、3月にホームセンターで購入することができました。
開花期が3月〜6月と10月〜12月となっているので、その開花時期に合わせて販売されていることが多いです。
植物の冬越しを成功させた経験の少ない方は、3月の春先ごろに購入するのがおすすめです。
理由は次の通りです。
- 夏を越せれば秋にまた楽しめるため
- 非耐寒性植物のため
- 雨や霜に当たると花がダメになりやすいため
ボンザマーガレットは非耐寒性という「寒さに弱い」植物に分類されています。
真夏であれば水やりさえ忘れなければ枯れることはありませんが、冬は寒さ対策が必要になります。
冬越しが難しい場合、秋に買うと冬に枯らしてしまう可能性があります。そのため、春に買うのがおすすめです。
冬越しはお手もの!になってきたら、秋に購入しても長く楽しむことができます。
ボンザマーガレットは多年草で、「数年にわたって花を咲かせる植物」です。
多年草は冬を乗り越えると夏を乗り越えた株よりも充実して、さらに大きく多くの花を咲かせくれます。
自分の今のレベルに合わせて、購入時期を検討してみください。
まとめ(育ててみた感想)
ボンザマーガレットはローメンテナンスで綺麗なドーム型でキレイに咲いてくれます。
ボンザマーガレットは、マーガレットのなかでも育てやすいおすすめの品種です。
地植えでもコンパクトにまとまってくれるので、他の植物を邪魔することもあまりありません。思いのほか大きくなりすぎて困った!ということもなく、花壇の前衛や中衛を任せられる貴重なお花です。
皆さんも是非とも挑戦してみてください。
それでは、また♪
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