藤色の花を咲かせるバラの中でも根強い人気を誇るノヴァーリス。樹勢が強く花数が多いことに加え、耐病性も強いので初心者でも安心して育てられるバラです。
この記事ではノヴァーリスの特徴と成長の様子を紹介します。
藤色の花を咲かせるバラをお探しの方、ノヴァーリスが気になっている方、ノヴァーリスの育て方で悩みをお持ちの方はぜひ参考にしてください。
ノヴァーリス 基本情報
ノヴァーリスという名前は、未完の小説「青い花」を書いたドイツ・ロマン派の詩人ノヴァーリスが由来となっています。
- 発表年 2010年
- 作出国 ドイツ
- 開花期 四季咲き性
- 花 色 藤色
- 花 形 宝珠弁咲き、中大輪房咲き
- 花 径 9cm〜11cm
- 樹 高 1.5m〜2,0m
- 樹 形 木立樹形
- 芳 香 中香
ノヴァーリス 特徴
藤色の花を咲かせるバラは病気になりやすいイメージがありますが、ノヴァーリスは黒星病やうどんこ病にも非常に強いです。無農薬でも充分に育てられます。また、樹勢も強くしっかりとした株を作るので、初心者でも安心して育てられる品種です。
花は中輪で花弁の多い藤色の花をたくさん咲かせます。香りは中香でやわらかなティーの香りがします。
ノヴァーリス 成長記録
続いて、ノヴァーリスの成長の様子を紹介します。
写真の右側が購入した時のノヴァーリスです。
京成バラ園さんで大株を購入しました。ちなみに左側がボレロで、どちらも人気の品種のためセール品から除外されていました。
11月下旬
1月下旬
寒くなると、葉の色が赤みをおびてきます。
1月下旬になっても葉をつけていたので、いったん葉をむしり取りました。
バラの冬のお手入れについては、以下の記事を参考にしてください。
2月上旬
2月上旬になると枝が赤みを帯びはじめました。バラの枝が赤くなるのは休眠期に入った合図です。春に向けてしっかり休んでくれているようで一安心です。
2月下旬
2月下旬になると小さな芽がぽつぽつと出てきます。ノヴァーリスは病気に強いので、芽かきもせずに自然に育てます。
3月中旬
3月中旬になると葉をつけ始めます。春が近づいてきたという感じです。
3月下旬
3月下旬にはきれいな新緑の葉でいっぱいになります。
4月中旬
4月中旬になると更に葉をたくさん繁らせます。バラの季節が近づいてきた感じがします。
4月下旬
4月下旬になると蕾がぽつぽつと出てきます。もうすぐお花を咲かせそうです。
5月中旬
5月中旬頃から藤色宝珠弁咲きの花がキレイに咲き始めます。天気が悪い日でも映えて見えるのが藤色の花の魅力の1つです。
5月下旬
5月下旬になっても、次々とお花を咲かせます。農薬は使用していませんが、葉は病気にかかりませんしキレイな花も咲かせます。
この頃が花のピークですが、その後も晩秋までチラホラ花を咲かせます。
12月下旬
冬に入ると、また翌年に花を咲かせる準備に入ります。
まとめ
以上、ノヴァーリスの特徴と成長の様子を紹介しました。
ノヴァーリスは藤色の花を咲かせるバラの中では特に病気に強く育てやすい品種です。みなさんもこの記事を参考に育ててませんか?
それでは、また!
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