フラフラと散歩をしていると、街中にはたくさんのかわいい花壇があります。寒い季節にはパンジー、ビオラ、葉牡丹などに加え、ストックが植えられていることが多いです。
寒い季節は植物達にとっても辛い時期です。それでもパンジーやビオラ、葉牡丹と並んで冬の花壇を彩ってくれる貴重な戦力。それがストックです。
この記事では、街中の花壇だけでなくお家のガーデニングでも大人気、ストックの特徴や育て方を紹介します。
ストックはこんなお花
ストックの基本情報
ストックは南ヨーロッパ原産のお花です。和名は「アラセイトウ(紫羅欄花)」で、日本では冬の花壇や切り花などで重宝されています。
草丈は20cm~80cmと高さがあり、花壇や鉢植えに高低差をつけて立体感を生んでくれます。
しっかりとした茎が特徴的で、茎を意味するストックが名前の由来です。
ストックの特徴
ストックは種類が豊富
ストックは種類が豊富です。
一重咲きのほかに八重咲きまであります。
カラーバリエーションも豊富。赤や白、ピンクだけでなく黄色や紫などもあり、濃淡も様々あります。
たくさんの種類があるので、花壇や鉢植えを好きな雰囲気・好きな色に彩ることができます。
ストックは寒さに強い
ストックの成育適温は5℃~25℃くらいですが、寒さに強くて冬の間ずっときれいに咲いてくれます。
今年の始めに関東では積雪10cm程度の雪が降りました。我が家の花壇は完全に雪で埋もれてしまいましたが、それでもストックは元気いっぱいです。
ただ、ストックは夏の暑さには弱いです。日本では6月頃には枯れてしまうため、一年草とされています。
ストックは花持ちが良い
ストックの花期は11月~5月くらいです。
ストックは花持ちが良いので、長い間ずっとキレイに咲いてくれます。
手間をかけずに長く咲いてくれるので、初心者でも簡単に育てることができます。
花持ちの良いお花の特徴ですが、切り花でも楽しめます♪
ストックの花言葉
- 求愛
- 永遠の美
- 永遠の恋
ストックの花言葉は愛や恋の感情を表現したものです。
恋人や家族にプレゼントしたりするのにピッタリです。
ストックの育て方
続いて、ストックの育て方をご紹介します。
ストックの植え付け
ストックの植え付けの時期は9月から11月頃が適しています。ストックは根っこを痛めやすいため、一度植えたら植え替えは行わないほうが良いです。植え付ける場所は慎重に選びましょう。
また、水はけが良い土を好みます。
地植えの場合は植える場所に腐葉土などを混ぜて水はけを良くしてあげます。庭の土に腐葉土と培養土を混ぜ込むだけで、土がふわっふわっになり通気性もよくなるのでおすすめです。
鉢植えの場合も水はけの良い土に植えてあげます。市販の培養土に赤玉土や腐葉土を3割程度混ぜると水はけが良くなるのでおすすめです。
ストックの置き場所
ストックは日当たりの良い場所を好みます。日当たりが良くないと徒長してしまったり、花付きが悪くなってしまったりします。
寒さには強いですが霜や寒風に何日もあたると弱ってしまいます。霜や寒風からは守ってあげたほうが良いです。
また、病害虫を防ぐために風通しの良い場所に置いてあげましょう。
ストックの水やり
庭植えの場合は、植え付けの時以外は水やりは特に必要ありません。
鉢植えの場合は、土が渇いたら水をたっぷりあげるようにします。ただ、あまり水をあげすぎると根腐れを起こしたりします。そんなに神経質になる必要はありませんが、水のあげ過ぎには気をつけましょう。
ストックの肥料やり
植え付けの時に緩効性の肥料を施してあげれば追肥は特に必要ありません。
植え付けのときにマグァンプKなどを土に混ぜこんであげましょう。
我が家のストックをご紹介!
それでは、我が家のストックを紹介します!✨
ストックには冬の花壇の主役になってもらっています。近くにはアリッサム、ビオラ、葉牡丹、金魚草などを植えています。
ビオラやアリッサムの後方に植え付けて高低差をつけることで、花壇に立体感が生まれます。
花壇には八重咲きのストックを植えていますが、ゴージャスな雰囲気で存在感も抜群です。
雪に埋まってしまったときも、少し萎れたものの元気に咲き続けてくれました。
雪で覆われてしまったときにはさすがに心配しましたが、驚くほどの強さを発揮してくれました。
我が家の花壇を作る様子については、こちらをご覧ください♪
切るのがもったいないのでまだ切り花には挑戦できていないですが、いずれはストックの切り花にも挑戦したいと思います♪
まとめ
いかがでしたか?
寒い季節に発色の綺麗な貴重なお花の一種ですので、冬に積極的に育てたいお花です。まだストックを育てたことがないかたは、是非とも挑戦してみてください♪
それでは、また!
コメント