食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋などといわれますが、実はガーデニングの秋でもあります。
ゆっくりのんびりガーデニングを楽しむには秋は最適な季節です。育てやすいおすすめのお花もたくさんあります。
この記事では、秋のガーデニングがおすすめな理由と、秋に育てたいお花5選をご紹介します。
それでは、よろしくお願いします✨
秋ガーデニングのメリット
虫が少ない
虫の多くは、春に卵から孵り幼虫になります。そのため、春や夏は多くの虫が発生します。春や夏の虫に悩まされる方も多いのではないでしょうか。
一方の秋や冬は、春や夏に比べると虫が少なくなります。冬に比べるとまだ虫はいますが、虫が苦手な方でも秋はガーデニングが楽しみやすい季節です。
水切れが起きにくい
秋は太陽の陽射しも緩やかになり、そのため水切れが起きにくくなります。夏は水やりが毎日必要だったり、場合によっては1日2回必要なときもありますが、秋はその負担も少なくなります。
気温が下がって過ごしやすいので、水やりなどお花たちの世話をするのも楽になります。
植物の成長がゆっくり
秋は日照時間が徐々に短くなってきます。そのため、春や夏には急成長する植物たちも成長のスピードがゆっくりになります。春や夏は植物たちがどんどん成長するため、定期的な剪定や切り戻し、場合によっては植え替えが必要な場合もあります。
一方の秋は、春夏に比べると成長スピードはゆっくりです。そのため、剪定や切り戻しなどの手間が少なく、ガーデニングを楽しみやすい時期です。
秋ガーデニングにおすすめのお花
続いて、秋のガーデニングにおすすめのお花たちをご紹介します。
コスモス
一つ目は、秋の風物詩ともいえるコスモスです。
一面にコスモスが咲いた風景は日本全国で見られ、秋風になびくコスモスの姿は秋の風物詩といえます。
ガーデニングでも人気があり、秋になるとホームセンターなどで苗が売りに出されます。コスモスは非常に丈夫で土質を選ばず元気に育つため、初心者でも気軽に育てることができるお花です。
そしてなんと言っても安価で手に入れることができます。「鉢植えいっぱいに!」、「花壇にたくさん!」といった望みを叶えてくれる品種のひとつです。
花色も年々増えており、定番のピンクや白に加えて濃赤、黄やオレンジ色、複色も登場し、人気を集めてます。
コスモスの特徴や育て方を記載した記事もありますので、良ければご覧ください。
ケイトウ
二つめは、ケイトウです。
鶏のトサカのようなフォルムが特徴的で、その姿から鶏頭という和名が付けられています。
本来は多年草ですが、日本の冬は越せないため日本では一年草扱いのお花です。
暑さに強いので、残暑の続く地域では、長期間楽しむことができます。
もともとは炎のような鮮やかな花色で親しまれていましたが、近年は、ピンクやオレンジの他、中間色やニュアンスカラーのものも売られています。
11月いっぱいくらいまで、カラフルで特徴的なフォルムのお花を楽しむことができます。
ポットマム
三つ目は、ポットマムです。
鉢(ポット)で育てるキクのことをポットマムと呼びます。夏の終わり頃からお店に出回り、秋のガーデニングを彩ってくれます。
色や咲き方が豊富なのもポットマムの特徴。お好みの花姿を探しやすいですし、他の植物とも合わせやすいお花です。コンパクトで場所を選ばないのも嬉しいポイントと言えます。
ポットマムのことをもっと知りたい方は、良ければこちらの記事も参考にしてください。
ダリア
四つ目はダリアです。
優雅で存在感のある花姿でバリエーションも豊富なダリア。その存在感から鉢植えや花壇の主役になってくれます。咲き方や色も多種多彩で飽きることがありません。
球根植物なので、うまく管理してあげれば毎年お花を楽しむこともできます。
ダリアの特徴や育て方をまとめた記事もありますので、参考にしてみてください。
観賞用トウガラシ
五つ目は、観賞用トウガラシです。
「観賞用」というだけあって食べることはできないトウガラシです。果実の色や形も様々で、いろいろな種類の観賞用トウガラシが売られています。
カラフルな果実を観賞するのはもちろん、紫や斑入りの葉も楽しむことができます。そのため、近年はカラーリーフとしても人気があります。
ハロウィンを意識した寄せ植えなどで大活躍してくれます。
いつもと違う花を植えたいな、と思ったら、リーフや実を楽しむ観賞用トウガラシを試してみてください。
まとめ
以上、秋ガーデニングがおすすめな理由と秋に育てたいお花5選をお伝えしました。
秋はガーデニングの手間が軽くなりますし、涼しいのでお庭でガーデニングを楽しみやすい季節です。
皆さんも、秋のガーデニングを楽しみましょう。
それでは、また!
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