サトウ園芸さんのパンジー、ドラキュラ。他にはない個性的なパンジーとして園芸ファンから強い人気のある存在感抜群のパンジーです。
この記事では、そんなドラキュラの成長の様子と育て方を紹介します。
魅力的なパンジーをお探しの方、サトウ園芸さんのパンジーやビオラが気になっている方は是非ご覧ください。
ドラキュラ(サトウ園芸)
ドラキュラはこんなお花
ドラキュラはサトウ園芸さんが生産したパンジーです。2016年に生産された新しい品種で、繁殖まで8年もかかっているそうです。サトウ園芸さんは花に寄り添いながら魅力溢れる品種を開発しており、園芸ファンもあっと驚くような個性豊かな花苗を販売しています。
ドラキュラの特徴
ドラキュラは神秘的で抜群のインパクトを誇るパンジーです。覆輪と呼ばれる縁どりも特徴的で、お花は球体に咲いてくれるものもあります。
11月下旬頃からお店に売りに出されます。3月頃に最もお花を咲かせ、5月下旬頃までお花を楽しむことができます。
ドラキュラの成長記録
11月下旬 植え付け
ドラキュラは11月下旬頃からガーデニングショップなどで販売されます。私は「京成バラ園」で購入しています。
サトウ園芸さんが大事に育てたうえで出荷してくれているので、根もしっかり張った丈夫な苗を買うことができます。
12月上旬 植え付け後1週間
植え付け後1週間程度経過したドラキュラです。花数は少ないですが、覆輪もくっきりとキレイで球体に咲いてくれます。
12月下旬 植え付け後1か月
植え付け後1か月後のドラキュラです。寒いのでゆっくりではありますが、すこしずつ成長しています。
1月下旬 植え付け後2か月
植え付け後2か月後のドラキュラです。厳しい寒さの影響で、花茎が縮こまっています。くっきりとキレイだった白い覆輪もなくなり単色のお花となっています。
2月下旬 植え付け後3か月
植え付け後3か月後のドラキュラです。寒さでさらに花茎が縮こまり、お花が見えなくなっています。葉は元気なので枯れることはなさそうですが、キレイなお花を楽しむためには寒さ対策が必要そうです。
3月下旬 植え付け後4か月
植え付け後4か月後のドラキュラです。暖かくなってきたため急激に回復して、たくさんのお花を咲かせてくれるようになりました。覆輪もくっきりで球体のお花をたくさん咲かせてくれます。
4月下旬 植え付け後5か月
植え付け後5か月のドラキュラです。3月下旬で既に満開でしたが、4月の下旬まで満開のお花をキープしてくれます。
5月下旬 植え付け後6か月
植え付け後6か月目の5月下旬のドラキュラです。3月や4月に比べるとお花が小ぶりになり、球体の形も歪になりますが、それでもキレイなお花を咲かせてくれます。
切り戻しなどをしなくても、5月下旬までキレイなお花を楽しむことができました。雪が降ったり強い霜が降りたりする真冬は花つきが悪くなります。キレイなお花をより長く楽しむためには真冬は寒さ対策をしてあげたほうが良さそうです。パンジーやビオラの冬の寒さ対策については、こちらの記事を参考にしてください。
ドラキュラの育て方
植え付け
水はけと水もちの良い土に植えます。
花ちゃん培養土に腐葉土と赤玉土を3割程度混ぜた土に植えてあげています。
栽培環境
なるべく、日当たりと風通しの良い場所で育てます。鉢植えでも地植えでも元気に育ちますが、日当たりと風通しの良い場所で育てることが元気に育つ条件です。
水やり
水やりは土が乾いたらたっぷりとが大原則です。水を与えすぎると根腐れを起こしてしまう可能性があります。土がしっかり乾いてることを確認してから水やりをするようにしましょう。
肥料やり
ドラキュラは梅雨前までお花を咲かせてくれます。開花期は液体肥料を追肥として与えてあげましょう。頻度は大体7日〜10日に1回程度です。液体肥料に記載されている規定量を守って追肥を施してあげます。
花がら摘み
花がらは見つけたらなるべく早く摘んであげます。花がらをそのままにしておくとエネルギーを無駄に使って次のお花を咲かせるエネルギーが弱くなってしまいます。
ただ、ドラキュラは花がらの見栄えも悪くありません。花がらを放っておいても枯れたりするわけではないので、好みで摘むか摘まないか決めるのもありです。
寒さ対策
寒さには強く、雪に覆われたり霜にあたったりしても枯れたりすることはありません。ただ、強い霜にあたったりすると花茎が縮こまってしまいます。マルチングをしてあげたり、不織布を被せてあげたりするなど、寒さ対策をしてあげるとキレイなお花をたくさん楽しむことができます。
まとめ
以上、ドラキュラの成長の様子と育て方をご紹介しました。
サトウ園芸から発売されているパンジー、ドラキュラ。他にはない魅力溢れるパンジーです。
ぜひ、ドラキュラを育ててこの感動を味わってみてください。
それでは、また!
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