【サンパラソル】暑さに強い!夏のガーデニングの定番|特徴と育て方を紹介

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SUNTORY FLOWERSが展開する「サンパラソル」は、マンデビラを品種改良した人気シリーズ。

“真夏の直射日光に負けない花” として定評があり、初夏〜晩秋まで途切れず咲き続けるロングパフォーマーです。

この記事では、

  • サンパラソルの実際の特徴
  • 系統(無印・クライミング)の違い
  • 初心者がつまずきやすいポイント
  • 正しい育て方・冬越し方法

を、写真とともにわかりやすく解説します。

夏の庭を華やかにしたい方、ビギナーでも育てやすい花を探している方は、ぜひ参考にしてください

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目次

サンパラソルの基本情報

サンパラソルは、サントリーフラワーズが販売するマンデビラの園芸シリーズ。

鮮烈な花色・厚みのある花びら・耐暑性の強さが大きな特長で、家庭向けに高い育てやすさを持っています。

現在は大きく分けて以下の2シリーズがあります。

●無印「サンパラソル」シリーズ

  • 花つきが非常に良い
  • 株がコンパクトにまとまりやすい
  • 支柱なしでもドーム状に育つ
  • 最初から花がよく咲いて “買ってすぐ楽しめる”

●「クライミングサンパラソル」シリーズ

  • 生育が非常に旺盛
  • ツルがよく伸び、誘引によって形を作るタイプ
  • フェンスやトレリス仕立て向き
  • ボリューム感を出したい人に◎

サンパラソルの特徴

とにかく暑さに強い

35℃の真夏日でも生育が止まりにくく、花つきが衰えません。

猛暑に強い花は多くありませんが、サンパラソルは「夏が得意」な珍しい存在です。

根に水分を蓄えるため乾燥に強い

マンデビラ特有の肥大根のおかげで、水やりを多少忘れてもぐったりしにくい特徴があります。

真夏の水やり負担が軽減されるのは、忙しい方にとって大きなメリット。

シリーズごとの性質が明確

  • 無印シリーズ…株がよくまとまり、鉢植え向き。
  • クライミングシリーズ…ツル性の特性が強く、縦に伸ばす楽しみがある。

サンパラソルシリーズ

サンパラソル
サンパラソルシリーズ

クライミングサンパラソルシリーズ

クライミングサンパラソル
クライミングサンパラソルシリーズ

“同じサンパラソルでも用途が違う” ため、買う前に選び方を知っておくと失敗しません。

長く楽しめる

4月〜10月頃まで花が続き、ガーデニングシーズンの主役として非常に優秀です。

サンパラソルの成長記録

4月下旬

夏に最盛期を迎えるサンパラソルですが、春には苗が出回ります。

4月下旬の購入時のサンパラソル
4月下旬|購入時は小さな苗でも気温の上昇とともにぐんぐん成長します。

5月中旬

葉色が濃くなり、成長に勢いが増します。

生育の勢いが増した5月中旬のサンパラソル
5月中旬|気温が上がり生育の勢いが増すサンパラソル

6月上旬

梅雨でも弱らずに花芽をつけます。

梅雨でも生育が途切れない6月上旬のサンパラソル
6月上旬|梅雨でも生育が途切れずぐんぐん成長するサンパラソル

6月中旬

蕾をつけ、開花間近です。

蕾をつけて開花間近の6月中旬のサンパラソル
6月下旬|蕾をつけて開花間近のサンパラソル

7月中旬

真夏に一気に開花した7月中旬のサンパラソル
7月中旬|真夏に一気に開花したサンパラソル

サンパラソルの育て方

続いて、サンパラソルの育て方を紹介します。

サンパラソルの花タグ
サンパラソルの花タグ。育て方が細かく記載されています。

栽培環境

日当たりと風通しの良い環境を好みます。半日以上は日の当たる場所で育てます。

ただ、真夏の西日はサンパラソルにとってもよくありません。可能であれば夏の西日は避けられる場所で育てます。

植え付け

植え付けに適しているのは4月から5月頃です。植え付けには水はけの良い土を使います。

サンパラソルの植え付けをしている様子
水はけの良い土に植え付けます。

鉢植えの場合は、市販の培養土に赤玉土と腐葉土を3割程度入れるなどして水はけをよくした土に植え付けます。使用する鉢は1株だと5号鉢(直径15㎝)から8号鉢(直径24㎝)が適しています。

地植えの場合は、植え付ける場所に腐葉土をたっぷりとすき込んでから植え付けます。

水やり

サンパラソルは乾燥気味に育てます。

鉢植えの場合は、土が乾いたら鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水やりをします。

地植えの場合は、自然の雨に任せて問題ありません。

水やりのときは、花に水が当たらないように株元からおこないます。花に水があたると花が弱るので注意しましょう。

肥料

生育旺盛で開花期が長いので肥料を切らさないようにします。生育期は2週間に1回は液肥で追肥します。

誘引

つるは半時計回りに絡ませて誘引します。クライミングサンパラソルはつるがぐんぐん伸びるのでこまめに誘引します。

花がら摘み

終わった花をそのままにしておくと無駄にエネルギーを使ったり、病害虫の原因にもなります。花がらはなるべく早めに摘みとるようにします。花だけでなくら花茎ごと切り取りましょう。

切り戻し

剪定や切り戻しは基本的に必要ありません。摘芯や切り戻しをしなくても株がまとまって育つのがサンパラソルの特徴です。摘芯や切り戻しをすると、成長が遅くなる場合もあります。

ただ、クライミングシリーズで暴れた枝を軽く整える程度の剪定はOKです。

冬越し

サンパラソルは寒さに弱いため、基本的には屋外で冬越しは難しいです。冬越しをさせる場合は屋内に取り込み、葉が少し残る程度に切り戻しをして日の当たる場所で管理します。冬の間は水やりは控えめにします。春になり暖かくなったらまた屋外で育てます。

サンパラソル 冬 枯れた
冬に屋外に置いたことで枯れたサンパラソル

屋内に育てるスペースがない方は、屋外で冬越しに挑戦したときの記事がありますので、よければご覧ください。

まとめ

サンパラソルは、

  • 圧倒的に暑さに強い
  • 乾燥にも強く、初心者向き
  • 花期が長く、夏の庭を華やかに演出してくれる

まさに “夏のガーデニングの王道花” です。

シリーズごとに性質が違うため、

「鉢で楽しむなら無印」「大きく仕立てたいならクライミング」

と使い分けると、より美しく育てられます。

ぜひこの記事を参考に、サンパラソルを育ててみてください。

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