真夏の花壇には欠かすことができないマリーゴールド。
夏の暑さにめっぽう強く、値段もお手頃で気軽に育てることができるお花です。まちの花壇や学校の花壇でも大活躍しています。
この記事ではそんなマリーゴールドの特徴や育て方を解説します。
それでは、よろしくお願いします✨
マリーゴールドはこんなお花
マリーゴールドの基本情報
マリーゴールドは英名です。年に10回ほどある聖母マリアの祭日にマリーゴールドがいつも咲いていることから「聖母マリアの黄金の花」マリーゴールドと呼ばれています。
- 科 属 キク科マンジュギク属
- 開花期 4月〜12月
- 原産地 メキシコ、中央アメリカ
- 学 名 Tagetes
- 和 名 千寿菊、万寿菊
マリーゴールドの特徴
夏の暑さに強い
夏の暑さに強く、黄色やオレンジの鮮やかなお花を咲かせるのが特徴です。4月頃からホームセンターなどで売りに出されます。初夏から晩秋まで長くお花を咲かせます。一年草なので、冬に入る前に種をつけて枯れてしまいます。
コンパニオンプランツ
マリーゴールドはコンパニオンプランツとしての効果があります。根や茎の部分に特有の匂いがあり、害虫を遠ざけるとされています。ピーマンやナス、トマトなどと一緒に植えると害虫から野菜を守ってくれます。
マリーゴールドの花言葉
マリーゴールドには次の花言葉がつけられています。
- 嫉妬
- 絶望
- 悲嘆
あまり良くないイメージですね。これは、太陽神アポロンに恋してアポロンを見つめ続けていた水の妖精クリスティがマリーゴールドになってしまったという話からきています。
マリーゴールドの種類
フレンチマリーゴールド
最もポピュラーなマリーゴールドです。草丈は低めですが、小ぶりな花をたくさん咲かせます。
アフリカンマリーゴールド
ポンポン状で大輪の豪華なお花を咲かせるマリーゴールドです。花色は少ないですが、珍しい白いマリーゴールドもあります。
メキシカンマリーゴールド
小さなお花と細く切れ込みが深い葉が特徴のマリーゴールドです。夏の暑さに弱いですが、香りを楽しむことができます。
マリーゴールドの育て方
続いてマリーゴールドの育て方を解説します。
栽培環境
マリーゴールドは日の光が大好きなお花です。1日中、日の当たる場所で育てましょう。
種蒔き
マリーゴールドの種蒔きは基本的に3月~5月の春に行います。発芽の可能性を高めるためには、種蒔き用の培養土やトレイを使うことが望ましいですが、そこまでしなくても高い確率で発芽してくれます。
植え付け
苗から育てる場合は、水はけの良い土に植えつけます。市販の培養土にそのまま植えても問題ありませんが、腐葉土と赤玉土を3割程度混ぜると水はけがよくなります。生育に差が出ますので、試してみてください。
水やり
土が乾いたらたっぷりと水やりをします。水を与えすぎると根腐れを起こす恐れがあるので、土が乾いてるのを確認してからメリハリをつけての水やりが必要です。
ハダニがつきやすい季節は、葉にもたっぷり水をかけてハダニから守ってあげます。
肥料
たくさんお花を咲かせる時期は、規定量の液肥を定期的に与えます。猛暑が続く真夏は生育が止まるので肥料は控えます。
花がら摘み
花がらをそのままにしておくと、蒸れて腐ったり種ができてエネルギーを浪費したりしてしまいます。花がらは可能な限りこまめに摘んであげます。
剪定・切り戻し
マリーゴールドは真夏に生育が止まります。花付きも悪くなるので、草丈を半分くらいにバッサリ切り戻します。それにより、暑さがおさまった頃にまたお花を楽しむことができます。
まとめ
以上、マリーゴールドの特徴と育て方をご紹介しました。
夏の花壇には欠かせない優秀なお花です。値段も高くなく、一年草ではありますが晩秋まで長く咲いてます。
この記事がガーデニングに悩む方の参考になれば嬉しいです♪
それでは、また!
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