【フェアリースターの冬越し】難しいとされる冬越しに挑戦✨結果は…!

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サントリーフラワーズさんの極小輪ニチニチソウ「フェアリースター」をご存知ですか?

極小輪のかわいらしいお花が特徴的な夏の暑さにも強い大人気のお花です。

フェアリースター
フェアリースター

サントリーフラワーズさんの公式サイトでは、冬越しが「難しい」とされています。

がしかし、結論としては「フェアリースターは関東で冬越しできます」!

実際、我が家でも冬越しに成功しました♪

我が家はどのように冬越しを行ったのか?

そもそも、なぜ冬越しは難しいのか?

この記事ではこんなことを解説します。

それでは、よろしくお願いします。

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目次

そもそもフェアリースターってどんなお花?

販売時期と開花時期

関東だと5月くらいに園芸店などで売り出されます。

梅雨前くらいが品数も苗の状態も良いものが多いです。

梅雨入り後も売られていますが、品数は減っていき、苗が弱ったものが多くなっていきます。

開花時期は4月〜11月くらいまでですが、育ててみた実感として最盛期は5月〜7月くらいです。

フェアリースターはとにかく暑さに強い

とても小さなお花ですが、葉がしっかりしているので暑さにかなり強いです。

ただ、湿気にはさほど強くないので梅雨時期や水のあげ過ぎには注意が必要です。

夏のカラッとした暑さが好きな“妖精“だと覚えておきましょう。

フェアリースターは摘心(ピンチ)不要

花数を増やすために摘心(ピンチ=頂点を切り落とすこと)をして、脇目を増やしたりするお花が多いですか、フェアリースターは摘心をしなくても自然と脇目をたくさん伸ばしてくれます。

同じく夏に強いペチュニアなどは、上の写真のように摘心を行ってあげる必要がありますが、フェアリースターは摘心が必要ありません。

フェアリースターは管理が簡単すぎる

夏の暑さに強いので、真南で直射日光が1日中当たる場所でも元気に育ってくれます。

摘心も不要で、お花も自然に落下するため花がら取りも不要。それなのに自然とこんもりとまとまって咲いてくれるので、管理がとても簡単です。

ただ、全体の形が乱れたり梅雨が長引いたりして湿気が溜まりそうな時には、切り戻し(不要な枝を切り落とすこと)は必要です。

フェアリースターの育て方をもっと知りたい方は、こちら記事を読んでみてください。

ニチニチソウとは?

ニチニチソウ

フェアリースターはサントリーフラワーズさんが、開発した「ニチニチソウ」の仲間です。

ニチニチソウは、多年草(数年にわたり生き続ける植物)ですが、日本では冬の寒さで枯れてしまうことが多いので、一年草扱いになっています。

ニチニチソウの好きな環境下が続く場所でなら、数年間生き続けることができます。

そんなニチニチソウの原産地は、マダガスカルとインドです。
年中暖かい地域なので、日本の寒さに耐えられないのもうなずけますね。

ちなみに原産地では、ニチニチソウは年をまたぐと低木化していくようです。

なぜフェアリースターは冬越しが難しいのか

冬 冬越し

サントリーフラワーズさんのサイト(こちら)でもあるように、冬越しは「難しい」とされています。

ニチニチソウは本来多年草ということをお伝えしましたが、フェアリースターも同様に多年草に分類されます。

ということは、数年間生きるための生命力はあるけど日本の冬の寒さを超える力はないよ、ということです。

だからフェアリースターは冬越しが難しいとされているんですね。

日本の中では暖地(年平均気温が15~18℃の地域)に分類される関東でも、外に置きっぱなしでは冬越しはできません。

冬越しのための準備

我が家で行った冬越しの準備は以下の通りです。

新しい土と植木鉢に植え替え

根をリフレッシュさせるため、新しい土と鉢に植え替えました。

切り戻し

葉を多く茂らせていると植物はそれだけで消耗します。
消耗を最小限に抑えるため、軽く切り戻しをしました。

温室(屋外)へ移動

温室を購入して、設置しました。もちろんフェアリースターのためだけではありません。笑

屋外 温室 冬越し

温室と言っても暖房やヒーターを入れるわけでもなく、屋外で棚にビニールをかけただけの簡易的なものです。

準備は以上です。

果たして、これで冬越しできるのでしょうか。

簡易ビニール温室の選び方を知りたい方はこちらから、読んでみてください。
経験をもとに、選ぶコツをまとめました。

温室の中での管理

温室の中で気をつけなければいけないのは、「水やり」です。

外気温が20度ほどでも温室の中は、とっても暖かいです!
ですが、意外と土は乾きません。

なぜかというと、風が通りにくいからですね。
なので暑いからと言って、水をガンガンにあげてしまうと、根腐れが起きてしまい冬越しどころではなくなります。

そのため、温室に入れている間は、我が家では月に1〜2回ほどの水やり頻度でした。

土の状況を時々見てあげて、水やりしてあげる程度で、問題ありません。

また、寒さで株の上部が枯れてしまった時は、その上部を切り落として行きました。
根本が生きているとわかれば、切るのをためらう必要もありませんね。

フェアリースターを冬越しさせてみた結果

写真で様子を見ていきましょう。

フェアリースター 秋
フェアリースター 10月の様子
フェアリースター 冬
フェアリースター 12月の様子
フェアリースター 真冬
フェアリースター 2月の様子

この年は強い寒波が襲来。関東では珍しく15cmほどの積雪がありました。

フェアリースター 冬
フェアリースター 2月の様子

例年にないほどの寒さでしたが、何とか根元が生きているようです。

フェアリースター 冬越し
フェアリースター 4月の様子

白とピンクを植えましたが、白い方は枯れてしまったようです。

しかし、ピンクが生き残り、復活しています!

フェアリースター 冬越し後
フェアリースター 6月の様子

やはりピンクだけが生き残ったようです。

ピンクのフェアリースターは冬越し大成功です!

2色植えで冬越しに挑戦したところ、一株だけ冬越しに成功しました!

2株とも枯れると思っていたので、意外な結果でした。

室内に取り込めばさらに成功率は上がると思います。

虫嫌いの私は屋内に鉢植えを置きたくないので屋外で挑戦しましたが、それでも成功しました。

この年の冬は例年にない厳しい寒さでした。関東では珍しいほどの雪が積もり、霜も降りててんやわんやでした。

そう考えると、例年どおりの気候であれば2株共に冬越しできたかもしれませんね。

ビニールかけただけで冬越しできるので、やってみる価値ありだと思います♪

おまけ(こんもり咲かせる方法)

フェアリースター

フェアリースターはガーデニング初心者でも綺麗にお花を楽しめます。

更にこんもり綺麗にさせるには、次のポイントを実践してみましょう。

  • 水はけが良い土に植える
  • 液肥を定期的に与える(最低週一)
  • 風通しの良い場所で育てる
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まとめ

フェアリースターは、関東で冬越しを簡単にできることがわかりました。

実は我が家では毎年フェアリースターを購入しています。でも、冬越ししてさらに充実したフェアリースターに出会えたら、それはまた違う嬉しさがありますね。

冬越しに成功しても花つきが悪くなってしまう植物もありますが、フェアリースターは今のところ元気にお花を咲かせてくれています。

また今年も冬越しにチャレンジしてみようと思います。

それでは、また!

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