冬から春にかけて玄関前やプランターを一気に華やかにしたい・・・。
そんな方におすすめなのがSUNTORY FLOWERSさんのビオラ、「フィオリーナ」です。
- とにかく花つきが良い
- 寒さに強く、冬でも咲き続ける
- 放置してもドーム型にまとまる
初心者でも満開のビオラを楽しめる頼もしすぎる冬花です。

この記事では
- フィオリーナの特徴
- 育て方のコツ
- 摘芯・切り戻しは必要
- 花がら摘みの頻度
- 実際に育てた成長記録(初心者が失敗しないポイント付き)
を、写真付きでまとめました・
これからフィオリーナを育てる方、どのビオラを買うか迷っている方はぜひ参考にしてください。
フィオリーナとは?特徴と魅力
フィオリーナの基本情報
SUNTORY FLOWERSさんが開発したビオラ。花つき、耐寒性、株のまとまり、全てが優秀な品種です。
科 属 スミレ科スミレ属
販売期 10月上旬〜11月下旬
株 幅 30㎝〜40㎝
草 丈 20㎝〜30㎝
花つきが圧倒的
とにかく咲きます。植え付けて後すぐに花が増え始め、春まで長く楽しめるのが最大の魅力です。

自然と“こんもりドーム型“に育つ
摘芯や切り戻しをしなくても自然とこんもりドーム型の株に仕上がります。
一株でふんわり膨らむので、単色植えに最適です。
カラーバリエーションが豊富
カラーバリエーションも豊富です。2025年秋の時点で6種類のフィオリーナが発売されています。
ゴールド
ベルベットゴールド
オーロラ
ブルーイエロー
レッドフレア
スカイブルー


実際に育てた成長記録
ここからは実際に育てたベルベットゴールドの成長の様子を紹介します。「この時期はどのくらい咲くの?」という目安にもしてください。
11月上旬 植え付け
10月から11月にホームセンター(カインズなど)で販売されます。ギュッと締まった株を購入します。
この時期に植え付けると根張りがよく、冬越しが安定します。


11月下旬 少しづつ開花
ちらほらと咲き始める頃です。

12月 寒さに強いため着実にボリュームアップ
冬なので成長スピードはゆっくりですが、着実に株が成長しています。



1月 真冬でも元気
厳しい寒さでも痛みにくいのがフィオリーナです。

2月 株がギュッと締まる
寒さの影響からか株がギュッと締まります。

3月上旬
気温も上がってきて、満開に向けた準備の時期

3月中旬
いよいよ満開です。ドーム型に仕上がります。

フィオリーナの育て方
続いて、フィオリーナの育て方をご紹介します。
栽培環境
日当たりの良い環境で育てます。日当たりが悪いと花つきが悪くなるので注意が必要です。なるべく半日以上は日の当たる場所で育てましょう。
植え付け
鉢植えの場合は、10号鉢(直径30㎝)以上の鉢に植え付けます。地植えの場合は株幅が30㎝程度まで大きくなることを想定して、株と株の間隔をあけて植えてあげましょう。
植え付けに使う土は、水はけの良い土が望ましいです。市販の培養土に腐葉土と赤玉土を3割程度混ぜると水はけが良くなるのでおすすめです。

また、緩効性肥料と殺虫剤も一緒に混ぜます。我が家ではマグァンプKとオルトランDXを使用しています。

根鉢は地面より少し高く植えるのもポイントです。地面と同じ高さに植えると、蒸れて株元が傷む原因となるので注意してください。

水やり
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら鉢底から水が流れでるまでたっぷりと水やりをします。かわいいからといって水を与えすぎると根腐れをおこす可能性があるので注意が必要です。

地植えの場合は植え付け後2週間くらいは根をしっかり張らせるため水やりをします。根を張った後は自然の雨に任せるだけで、水やりは特に必要ありません。
肥料やり
花をたくさん咲かせるには定期的な追肥が必要です。
生育が緩やかになる冬場は2週間に1回程度、暖かくなり生育が旺盛になってきたら1週間に1回程度の液肥を与えましょう。
摘芯(ピンチ)
フィオリーナは自然とドーム型にまとまった株に仕上がるため、基本的に摘芯は必要ありません。
ただ、株がひょろひょろと弱々しい場合は摘芯をして株を充実させましょう。
切り戻し
フィオリーナは基本的に切り戻しも必要ありません。強風や強い霜、降雪などにより株が乱れたら株を整える程度に切り戻しをしましょう。
花がら摘み
フィオリーナは花つきが抜群なぶん、花がら摘みも必要です。花がらを放っておくと見た目が汚くなってしまいますし、余計なエネルギーを使って花つきが悪くなってしまいます。なるべくこまめに花がらを摘んであげましょう。
まとめ 初心者にも強くおすすめのビオラ
花つき抜群で自然とドーム型にまとまるフィオリーナ。育てやすく初心者の方にはイチオシのビオラです。
秋に見つけたらぜひ育ててみてください。春までずっときれいなビオラが楽しめますよ。



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