【スーパーランタナ】真夏も咲き続ける強健品種|特徴と育て方、成長の記録を紹介

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スーパーランタナは、一般的なランタナよりも分枝性が極めて高く、真夏の酷暑でも途切れず咲き続ける強健品種。

PW(PROVEN WINNERS)が手がけるシリーズの中でも、夏花壇の主役として注目されています

スーパーランタナの花姿
真夏も咲き続けるスーパーランタナ

この記事では、

  • スーパーランタナの特徴
  • 摘芯・切り戻しの必要性
  • 夏越し・冬越しの注意
  • 育て方のコツ
  • 実際の成長記録

を、写真つきで詳しく解説します。

「とにかく強い花がほしい」「真夏の庭でも元気な花を探している」

そんな方はぜひ参考にしてください。

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目次

スーパーランタナはこんなお花

スーパーランタナは、PW(PROVEN WINNERS)が改良した強靭なランタナシリーズ。

従来のランタナに比べて 分枝力が圧倒的に強く、切り戻しをしなくても球状にまとまる のが最大の特徴です

基本情報

  • 科・属:クマツヅラ科・ランタナ属
  • 開花期:4月下旬〜11月下旬
  • 販売期:4月下旬〜6月下旬
  • 草丈:約50cm
  • 株幅:約60cm
  • 耐暑性:非常に強い
  • 耐寒性:やや弱い(霜・寒風に注意)

PW公式でも“真夏でも咲き続ける”ことが大きく特徴として紹介されており、夏花壇向けとして高評価を得ています。

スーパーランタナの種類

スーパーランタナは2025年10月時点で4種類発売されています。

  • トロピカルサンセット
  • ムーンホワイト
  • レインボーオレンジ
  • サニーイエロー

ムーンホワイトはフラワー・オブ・ザ・イヤー2018-2019(最優秀賞)を受賞しいてる注目の品種です。

スーパーランタナ「サニーイエロー」
スーパーランタナ「サニーイエロー」

スーパーランタナの特徴

摘芯不要で、自然にこんもりドーム状に育つ

一般的な草花は摘芯をしないと枝数が増えませんが、スーパーランタナは摘芯なしでも枝分かれが止まらないほど強い分枝性を持ちます。

そのため、手をかけなくても 丸く整った株姿に仕上がる のが魅力です。

真夏でも咲き続ける驚異の耐暑性

40℃近い猛暑でも花が止まりにくく、「夏に強い花=スーパーランタナ」 と言われるほどです。

花が密に咲き、遠くからでもよく目立つ

小花が半球状にまとまって咲くため、

花壇でもコンテナでも 存在感のある“明るい塊” をつくります。

小花が密に咲くスーパーランタナの花
小花が半球状で密に咲くスーパーランタナの花。

花がら摘みは基本不要

スーパーランタナはタネをつけにくいため、花がら摘みの手間がほぼ不要です。

日々の手間が少ないので、忙しい人にも向いています。

スーパーランタナの育て方

栽培環境

スーパーランタナは日当たりの良い環境を好みます。1日6時間以上は日の当たる場所で育てます。

植え付け

植え付ける土は、水はけの良いものを使用します。市販の培養土に腐葉土と赤玉土を3割程度混ぜると簡単に水はけが良くなるのでおすすめです。

スーパーランタナ 植え付けに使用する土
水はけの良い土に植え付けます。
スーパーランタナの根鉢
強健な品種らしく根もぎっしりしているスーパーランタナ
植え付け直後のスーパーランタナ
水はけの良い土に植え付けたスーパーランタナ

水やり

鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水やりをします。

スーパーランタナに水やりをしている様子
土が乾いたら鉢底から水が流れでるまでたっぷりと水やりをします。株が傷まないよう株元から行います。

地植えの場合は根が張るまでの植え付けてから1週間〜2週間はしっかり水やりをします。根がしっかり張ってからは水やりは特に必要ありません。

肥料

春から秋までずっと生育期で開花を続けるので、定期的な追肥が必要です。1週間〜2週間に1回程度、液肥を施すことで開花のパフォーマンスが向上します。

花がら摘み

タネをつけにくい品種のため花がら摘みは基本的に不要です。

花がらが残って見映えが悪くなるのが気になる方は花がらを摘み取ります。

切り戻し

スーパーランタナは自然とドーム型にまとまって育つため、切り戻しは必要ありません。ただ、強風や大雨で株が乱れてしまったら、株を整えるために切り戻しをします。

夏越し

スーパーランタナは暑さに強いため、夏越しのために特に必要な作業はありません。

ただ、水切れを起こさないように注意が必要です。鉢植えの場合、真夏は1日2回水やりをしたほうが良い場合もあります。地面の渇き具合を観察して地面が乾いていたら1日2回水やりをします。

冬越し

スーパーランタナは寒さには強くありません。冬を越すには、寒風や霜の当たらない場所で管理する必要があります。可能であれば屋内が望ましいですが、難しければ良く日の当たる軒下などで管理しましょう。

スーパーランタナの成長記録|サニーイエロー

6月上旬 植えつけ

スーパーランタナは4月〜6月にホームセンターなどで出回ります。

購入したのは6月上旬。まだコンパクトですが、すでに花が咲き始めています。

6月上旬に購入したスーパーランタナ・サニーイエローの苗。小ぶりな株に初花が咲いている様子。
小さな苗ながら、すでに可愛らしい花を咲かせている購入直後のスーパーランタナ。
植え付け直後のスーパーランタナ・サニーイエロー。土に根づく前の初期状態を写した写真。
植え付け直後のスーパーランタナ。これからの生長が楽しみな初期の姿。

7月上旬

猛暑が続いても花は途切れず、株が徐々に横に張り始めます。

7月上旬、真夏の暑さに負けず開花を続けるスーパーランタナ・サニーイエローの株。
7月の強い日差しの中でも元気に花を咲かせるスーパーランタナ。

8月上旬

最も勢いのある時期です。強烈な日差しでも色褪せずに明るい存在感を発揮します。

8月の真夏日でも旺盛に育ち、花を咲かせるスーパーランタナ・サニーイエローの様子。
8月の厳しい暑さでも、美しい花を保ちながら生長するスーパーランタナ。

9月上旬

夏を乗り切った株はさらにこんもりと盛り上がり、花数も最大へ。

9月上旬、夏を越えて株がドーム状にまとまりながら開花しているスーパーランタナ・サニーイエロー。
厳しい夏を乗り越え、ドーム状にこんもり育ったスーパーランタナ。
9月上旬、花数が増え、ボリューム満点に育ったスーパーランタナ・サニーイエロー。
花数が増え、よりボリュームのある姿に育った9月のスーパーランタナ。

10月上旬

いったん休み期間に入り、花は少なめ。

再び開花が始まる前の“調整期間”

10月上旬、開花量が一時的に落ち着き、次の花芽を準備するスーパーランタナ・サニーイエロー。
9月の満開を終え、少し休息しながら次の開花に備えるスーパーランタナ。

11月上旬

気温が下がると再び花が増え、秋のやさしい色合いに。

11月上旬、秋の気候で再度開花が勢いづいたスーパーランタナ・サニーイエロー。
秋も深まる11月、再びたくさんの花を咲かせてくれるスーパーランタナ。

12月上旬

最低気温が5℃を切ると一気に弱り始めます。冬を乗り切るには冬越し対策が必須です。

12月上旬、気温低下により弱り始めたスーパーランタナ・サニーイエローの株。
最低気温が5℃を下回り、寒さで生育が鈍り始めた12月のスーパーランタナ。

まとめ

スーパーランタナは、

  • とにかく暑さに強い
  • 摘芯・切り戻し不要で育てやすい
  • 花期が長く、花壇の主役になる

という、夏ガーデニングに最適な品種。

初心者でも扱いやすいため、

「夏に負けない花を育てたい」人には非常におすすめの一株です。

春から秋まで長期間開花し、ドーム状にまとまるスーパーランタナの全体写真。
長い期間花を咲かせ続け、自然と美しいドーム型に育つスーパーランタナ。
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