【氷の薔薇】クリスマスローズの常識を変えた革命児!特徴と失敗しない育て方を解説

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「クリスマスローズは夏越しが難しくて、何度も枯らしてしまった……」

「日陰でも華やかに咲く、丈夫な冬の花が欲しい」

そんなガーデナーの悩みを一掃し、「クリスマスローズの革命児」と称賛されているのが氷の薔薇(Ice N’ Roses)です。

従来の品種にはなかった「圧倒的な暑さへの耐性」と、雪の中でも凛と咲き誇る「驚異の花持ち」。正直、苗の値段は少し高めですが、育ててみれば「これまでの苦労は何だったの?」と驚くはずです。

今回は、氷の薔薇の特徴から、実際に氷の薔薇を育ててわかった成長の記録、失敗しない管理のコツを解説します。

クリスマスローズ氷の薔薇の花が咲いている様子
クリスマスローズの革命児とも呼ばれる氷の薔薇
目次

氷の薔薇はこんなお花|革命児と呼ばれる理由

基本情報|奇跡的な交配から生まれた品種

氷の薔薇は、ニゲルの交配種とガーデンハイブリッドの交配により誕生した新しいクリスマスローズです。2017年にドイツで開催された世界最高峰の園芸展示会IPM Essenで高い評価を得ています。

“奇跡的な交配”と言われるほど難易度の高い組み合わせから生まれた品種であり、この品種を基に次世代のクリスマスローズが誕生していくことも期待されています。

  • 分 類:キンボウゲ科ヘレボルス属
  • 開花期:12月〜4月
  • 耐寒性:非常に強い
  • 交配親:ヘレボルス・ニゲル×ガーデンハイブリッド

特徴|暑さにも寒さにも強い!強健なクリスマスローズ

夏の暑さに簡単に負けない「脅威の生命力」

これまでのクリスマスローズは「夏は休眠させて、日陰でひっそり守る」のが常識でした。しかし、氷の薔薇はドイツの高度な交配技術により太く力強い茎を持ち、従来品種より耐暑性が劇的に向上。日本の夏でも、葉を落とさず力強く乗り越えてくれます。“とにかく強い!”と言われるのも納得の品種です。

爆発的な花付き(正確には「萼(がく)片」)

異種間交配(ニゲル×ガーデンハイブリッド)という“奇跡の組み合わせ”により、1株から上がる花茎の数が桁違いです。ひと株植えるだけで、冬の寂しい庭がパッと華やぎます。

たくさんの花を咲かせる満開の氷の薔薇
奇跡の組み合わせから生まれた爆発的な花付き。1株からたくさんの花を咲かせます。

花茎が長く、立体的な花壇の主役に!

花茎も長いため、花壇に高低差をつけることもできます。低い位置はビオラやパンジーに任せ、少し高い位置に氷の薔薇を植えることで冬でも彩り溢れる花壇を作れます。

背の高い氷の薔薇と、その足元に植えられたカラフルなビオラとのコントラスト
高さがあるから、ビオラなど冬の花との相性も抜群。立体的な花壇作りには欠かせません。

色が褪せない「花持ちの良さ」

一度咲いた花がとにかく長持ちします。花弁(正確には萼片)が厚いため、12月から4月頃まで美しい姿をキープ。「コスパが良いクリスマスローズ」と言われる最大の理由です。

花持ちがよいため、切花でも花姿が乱れにくく、室内で長く楽しめます。

氷の薔薇の切り花
氷の薔薇の切り花。花姿が乱れにくいため切り花としても長持ちします。

氷の薔薇の育て方と成長記録|購入後の1年サイクルを紹介

12月中旬|植え付け

「少し高いかな?」と思いつつ購入した2,980円の苗。でも、鉢から出してみると根の張り方に圧倒されます。この根の強さが、後の「失敗しにくさ」に直結します。

購入時の氷の薔薇の苗。茎は太く、葉も肉厚で強健な様子が伺える。
購入直後|太い茎や肉厚な葉から強肩さが伺えます。
氷の薔薇の苗を鉢から出した、健康で太い根の様子
根の張り方が一味違う。これが強健さの証です。

【地植え】

・落葉樹の下など、夏は半日陰、冬は陽が入る場所がベスト
・腐葉土をしっかり混ぜ、水はけと保水性を確保

【鉢植え】

・市販培養土に赤玉土と腐葉土を3割程度混ぜると水はけと保水性確保
・根が回るのが早いので、一回り大きな鉢に植える

1月上旬|蕾が上がってくる

1月上旬になると、蕾が上がってきます。生育期ですので、定期的に液肥を与えます。

1月上旬、蕾が上がり始めた氷の薔薇
1月上旬|蕾が上がり始め、生育期に入ります。

1月下旬|蕾が大きく成長

1月下旬の氷の薔薇です。蕾が更に大きくなってきます。

1月下旬、蕾が大きくなった氷の薔薇
1月下旬|蕾がどんどん大きくなり開花も目前!

この年は雪に降られてしまいましたが、雪や霜にも負けません。名前のとおり耐寒性も相当に強いです。

積雪の中でも首を垂れずに咲き続ける赤い氷の薔薇
雪にも負けない圧倒的な強さ!氷の薔薇らしい耐寒性

3月上旬|開花!

2月から3月になると、次々とお花(正確には「萼片」)を咲かせます。存在感抜群です。

3月上旬、赤い花(萼片)を開花させた氷の薔薇
3月上旬|次々と開花し、花壇の主役に

3月中旬|どんどん開花!

3月中旬の氷の薔薇。花つきも花もちも良いため、長い間お花を楽しむことができます。

3月中旬、次々と赤い花(萼片)を咲かせる氷の薔薇
3月中旬|どんどん開花。花もちが良いので綺麗な花姿を長く楽しめます。

4月上旬|春になってもまだ花を楽しめます

4月上旬の氷の薔薇。4月に入っても、まだお花を楽しむことができます。

4月上旬、満開状態を長く維持する氷の薔薇
4月上旬|暖かく、完全に春が来ても衰えない花もちの良さ。

氷の薔薇は花もちが良く鑑賞期が長いですが、種をつけるとエネルギーを使って株が疲れてしまいます。株が疲れると翌年の花つきにも影響しますので、種をつける前にお花は摘み取るようにします。切った花は「切り花」として室内でさらに1ヶ月近く楽しめます。

切った花を切り花にした様子
切り取った花は切り花として楽しみましょう。

5月〜10月|休眠期・夏越し

5月から10月頃までは休眠期です。その間は肥料は控えます。なるべく明るい半日陰で育ててあげるのが良いですが、氷の薔薇さ強健な品種のため、そこまで神経質になる必要はありません。

11月上旬|葉切り

11月頃になると、新芽が出始めます。その頃に、痛んだり傷ついた古い葉を付け根から切り取ります。これで株元の風通しが良くなり、新しい花芽にしっかり日光が当たって、冬の爆発的な開花につながります。

新芽が出始めて葉切りが必要な状態の氷の薔薇
11月上旬|新芽が出始めたら葉切りを行うタイミングです。
地面から3センチ程度の高さの茎を切る葉切りをしている様子
葉切りは、地面から高さ3㎝程度の場所から切ります。新芽から

氷の薔薇は10月頃から生育期になりますので、この頃から2〜3週間に1回程度、規定量の液肥を与えてあげます。そうすることで、12月頃にはまた花芽が出てきます。

翌年3月|再度満開に!

翌年もしっかり満開に咲きました。毎年少しずつ株を充実させて、花付きが更に良くなっていくのが楽しいです。

翌年3月、再度満開を迎えた氷の薔薇
翌年3月|毎年満開を迎える氷の薔薇。今後も元気に咲き続けてくれると思います。

氷の薔薇は「高い買い物」ではない?(メリット・デメリット)

  • メリット: 枯れにくい(夏越しが楽)、花がとにかく多い、切り花としても優秀。 
  • デメリット: 苗の初期投資が高い。

【結論】

安価な苗を買って夏に枯らしてしまうよりも、氷の薔薇を1株買って数年楽しむ方が、結果的にガーデニングの満足度もコストパフォーマンスも圧倒的に高くなります。

まとめ|冬の庭に奇跡のような輝きを

氷の薔薇は、一度植えれば毎年冬が来るのが楽しみになる、まさに「奇跡的」な植物です。

  • 日陰でも大丈夫。 
  • 暑さにも寒さにも強い。
  • そして、圧倒的に美しい。

「今年こそクリスマスローズを成功させたい」と思っているなら、ぜひこの革命的な一鉢を手に取ってみてください。冬の庭が驚くほど華やかになりますよ。

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