この記事では2022年シーズンの新加入の選手達の紹介をします♪
第1段は2021年シーズンJリーグ王者、川崎フロンターレです。
移籍選手
まずは、移籍で獲得した即戦力として期待される選手たちをご紹介します。
MF 瀬古樹(せこたつき)
生年月日:1997年12月22日
身長体重:175cm 75㎏
前所属:横浜FC
三菱養和SCユース、明治大学を経て横浜FCでプロのキャリアをスタートさせた選手です。
2019年にJFA・Jリーグ特別指定選手に承認されると、2020年には横浜FCに正式に加入。ルーキーイヤーながら33試合に出場し、ハードな守備と正確な右足のキックを武器に存在感を発揮しました。
2021シーズンは横浜FCのキャプテンとしてチームを牽引。欠かすことのできない主力選手として主にボランチの位置で活躍。1得点7アシストを記録しました。
横浜FCはJ2に降格したことから多くのチームの争奪戦に発展し、川崎Fが獲得。個人としてステップアップの移籍を果たしました。
川崎Fでは、アンカーやインサイドハーフのポジションでレギュラー争いに加わることが期待されます。
また、2020年シーズンは右サイドバックで起用されることもありました。川崎Fの右サイドバックは日本代表DF山根に大きな負担がかかっているのは明白です。DF山根のバックアップとしても期待されます。
大学4年生になるまで、レギュラーを獲得できなかったというエピソードもあります。それからわずか数年で、王者川崎フロンターレに加入が決まるなどトントン拍子で選手としての価値を上げてステップアップを果たしている選手です。
今後、川崎Fでどこまで成長していくのかとても楽しみです。
MF チャナティップ
生年月日:1993年10月5日
身長体重:158cm 56㎏
前所属:コンサドーレ札幌
タイのメッシの愛称で呼ばれるタイでも絶大な人気を誇るスター選手です。
2017年にコンサドーレ札幌に加入するとキレキレのドリブルとJリーグ屈指のテクニックを武器に主力として大活躍。2018年には30試合8ゴールを挙げて東南アジア出身の選手として初めてJリーグベストイレブンに選出されています。
MFチャナティップの移籍は、今シーズンのJリーグの移籍市場で最も話題となったといっても過言ではありません。5億円ともいわれる移籍金が発生しているともいわれていますが、川崎Fが獲得しました。
川崎Fでは、インサイドハーフや左ウィングでの活躍が期待されます。
2021年シーズンは怪我により稼働率が高くありませんでした。
また、川崎Fの鬼木監督は守備での強度も強く求めるタイプの監督です。小柄なMFチャナディップが鬼木監督の要求に応えることがてぎるのかなど、不安材料もあります。
ただ、そんな不安材料を差し置いても魅力溢れる価値のあるプレイヤーです。
タイでも絶大な人気を誇り、SNSのフォロワー数はなんと200万人超え!川崎Fは今年もACLに参加しますし、アジアで旋風を起こすような活躍が期待されます。
ルーキー
続いて注目のルーキー達を紹介します!守田英正、三笘薫、旗手怜央など、大卒ルーキーの獲得と育成に定評のある川崎F。今年も即戦力としても期待されるルーキーを獲得しました。
DF 佐々木旭(ささきあさひ)
生年月日:2000年1月26日
身長体重:180cm 72㎏
前所属:流通経済大学
埼玉平成高校、流通経済大学出身。大学加入時は無名選手でしたが、大学在学中に左サイドバックにコンバートされたのをきっかけに頭角を現した選手です。現京都サンガ監督の曺貴裁監督が流通経済大学のコーチを勤めていた時に見出だされ完全にブレイク。
攻撃を組み立てる技術や豊富な運動量による上下運動に加え、ドリブル突破も武器にする選手です。
本職は左サイドバックですが、大学4年のときにはセンターバックとしても活躍。関東大学リーグでMVPを獲得しました。
DFジェジエウの怪我もあり、他のポジションに比べるとやや手薄な印象のある川崎Fの最終ライン。
大卒ルーキーなので、即戦力として期待されます。
GK 早坂勇希(はやさかゆうき)
生年月日:1999年5月22日
身長体重:184cm 78㎏
前所属:桐蔭横浜大学
川崎Fアカデミー、桐蔭横浜大学出身のGKです。
「フロンターレでプロになることだけを考えていた」と話すなど、川崎F愛の強い選手です。
ユースからトップチームへの昇格を果たせずに桐蔭横浜大学に進学。大学で逞しさを増して見事川崎F加入を果たしました。
ライバルは韓国代表経験もあるチョン・ソンリョン。強大な相手ですが、ユースから紹介を果たせなかった選手達の希望となるべく、食い付いていってほしいです。
現実的にまずはベンチ入りを目指すところのスタートになりそうです。
MF 松井蓮之(まついれんじ)
生年月日:2000年2月27日
身長体重:178cm 73㎏
前所属:法政大学
矢板中央高校、法政大学出身。球際の強さやボール奪取力、運動量が武器のボランチの選手です。大学No.1ボランチの呼び声も高く、年代別の日本代表でも活躍しています。
2021年シーズンもJFA・Jリーグ特別指定選手に承認されていましたが、公式戦の出場はなし。
川崎Fの中盤はポジション争いが過酷です。技術的には川崎Fの選手達にはまだまだ遠く及ばないでしょう。
それでも川崎Fが獲得したということは、「技術が延びる」と確信するだけの人間性に期待されてのことだと思います。
持ち味の球際の強さやボール奪取力、運動量を活かしつつ技術を向上させ、試合に絡んでいくことが期待されます。
ちなみに、姉は女優でモデルの松井愛莉さんです。
FW 永長鷹虎(えいながたかとら)
生年月日:2003年4月7日
身長体重:168cm 60㎏
前所属:興国高校
多くのプロを輩出している興国高校出身。
変幻自在のドリブルが武器のレフティーです。独特のリズムと雰囲気を漂わせ、観るものを惹き付けることができる選手です。
全国大会での目立った実績はありませんが、個人能力の高さは折り紙つき。
基本的なポジションは右ウイングです。川崎Fの右サイドに君臨している家長の牙城を崩すのは簡単ではないですが、なんとか試合に絡んでほしい選手です。
FW 五十嵐太陽(いがらしたいよう)
生年月日:2003年4月14日
身長体重:172cm 60㎏
前所属:川崎フロンターレU18
川崎Fアカデミー出身。ユースからトップチームへの昇格を果たしました。
ライン間でボールを受けてターンする動きや相手をかわすテクニックが武器の選手です。
川崎FU-18では背番号10を背負いチームを牽引。川崎FU-18がプレミアリーグ昇格を決めた阪南大高戦では2ゴール1アシストの大暴れ。個人の能力の高さを見せつけました。
川崎FU-18の背番号10は、脇坂、三笘、田中碧、宮代、宮城などが背負ってきた番号です。川崎Fのサポーターとしては当然期待が高まります。偉大な先輩達に追い付き、追い越せるか、注目の選手です。
以上、川崎フロンターレの2022年新加入選手を紹介しました!
それでは、また!
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