初夏の日陰を明るく鮮やかにしてくれる紫陽花(アジサイ)。お庭いっぱいに咲かせるために「もっと増やしたいなぁ」と思ったことはありませんか?
紫陽花を増やす方法はとっても簡単。挿し木で簡単に増やすことができます。
この記事では、紫陽花を挿し木で増やす方法をご紹介します。とっても簡単なので皆さんもぜひ挑戦してみてください。
それでは、よろしくお願いします♪
紫陽花の増やし方 用意するもの
まずは、紫陽花の挿し木をするのに必要となる用具について説明します。
園芸用ハサミ
まずは園芸用ハサミです。普通のハサミでも問題ありませんが、園芸用ハサミのほうが圧倒的に使いやすいです。一度園芸用ハサミを使用すると園芸用ハサミが手放せなくなります。
鹿沼土
挿し木用の土も売られていますが、我が家では鹿沼土を使用しています。鹿沼土を用意すれば高確率で挿し木は成功します。
ポット
挿し木を育てるためのポットです。底に穴が空いていれば何でもオッケー。底が深すぎると挿し木に酸素が届かなくなってしまうため、底が浅いものをおすすめします。
トレイ
ポットを置いておくためのトレイです。水受けとして使用します。これも水やりの時に水が溢れなければ何でもオッケー。お好みのものを見つけて使用しましょう。
挿し木をするのに良いタイミングは?
紫陽花を翌年も楽しむためには、剪定が必要です。紫陽花の剪定は7月ごろに行います。剪定した枝をただ捨てるのはもったいないので、このタイミングで挿し木をします。
ちなみにですが、紫陽花の花は一年置きに咲きます。今年咲かなかった枝は来年咲くことになりますので、今年花を咲かせなかった枝を切って挿し木してあげれば、翌年小さなお花を咲かせてくれます。
紫陽花の育て方について気になる方は、下記の記事を合わせて読んでみてください。
紫陽花の増やし方 挿し木の方法
紫陽花の挿し木は5ステップだけ。とっても簡単です。
挿し木をしてもうまくいかない方は、それぞれにポイントを記載していますので参考にしてください。
挿し木を作るにあたって1番気になるのは切る場所。これは頂点から3~4芽の間で、かつ芽のすぐ上で切るのがおすすめです。
芽がついていて、しっかり緑が残っている枝を挿し木にすると成功率が上がります。
一番上の葉2枚以外は切りおとします。
また、残した2枚の葉が大きい場合には、葉を半分に切ります。下の写真を参考にしてください。
乾燥するのを防ぐため、挿し木する前に切り口を1時間程度水につけてあげます。水を吸いやすくするために切り口は斜めにカットしてあげるのがポイントです。
鹿沼土を鉢に入れて、水を入れて湿らせておきます。
そこに枝が入るくらいの穴をあけて、植えこみます。切り口を痛めないように、丁寧に挿してあげましょう。
割り箸などで穴を空けると作業はスムーズになります。
鹿沼土から抜くと、切り口から発根しています。根っこを傷つけないように土へ埋めてあげましょう。
我が家の挿し木たちをご紹介
7月
挿し木をしたばかりの紫陽花です。発根するまでは直射日光の当たらない屋内の明るい場所で育ててあげます。水を切らさないように注意が必要です。
8月
発根した紫陽花は土に植えてあげます。プランターに植えても、地植えでも大丈夫です。
1月
冬になると、通常の紫陽花と同様に葉を落とします。枯れてしまったわけではないので、心配しなくて大丈夫です。
4月
春の訪れとともに、冬の間に葉を落とした紫陽花の挿し木たちも葉を繁らせます。
6月
昨年お花を咲かせたなかった枝については、6月頃にお花を咲かせてくれます。
成功率が高すぎて、植える場所に困ってます。笑
紫陽花の挿し木は成功率が高いことを頭に入れて、計画的に挿し木をしましょう。
まとめ
以上、紫陽花を挿し木で増やす方法についてご紹介しました。
紫陽花はとても強い植物なので、初心者でも簡単に挿し木で増やすことができます。お庭いっぱいの紫陽花を楽しみたい方は、是非とも挑戦してみてください♪
それでは、また!
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