【フェアリースター】極小輪で可愛い!特徴・育て方・成長記録を徹底紹介

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SUNTORY FLOWERS(サントリーフラワーズ)が開発した極小輪ニチニチソウ「フェアリースター」。

直径2〜3cmほどの小さな花が株いっぱいに咲き、真夏の高温にも負けない圧倒的な耐暑性で人気を集めています。

本記事では、フェアリースターの特徴、植え付けから夏の管理、秋までの成長記録、冬越しのポイントまで、初心者でも失敗しない育て方を徹底的に解説します

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目次

フェアリースターはこんなお花

基本情報

フェアリースターはSUNTORY FLOWERSさんから発売されている極小論のニチニチソウです。

  • 分類:キョウチクトウ科・ニチニチソウ(ビンカ)
  • タイプ:日本では一年草扱い(本来は多年草)
  • 販売時期:5〜6月ごろ
  • 販売元:SUNTORY FLOWERS
  • 花径:極小輪(約2〜3cm)
  • カラー展開:8種類以上(2023年時点

5月~6月にかけてホームセンターなどで販売されます。

フェアリースターの特徴

極小輪の愛らしい小花

フェアリースターの最大の特徴は、星形に見える極小輪の花。

花つきが非常によく、株全体が光の粒で覆われたように咲き続けます。

フェアリースター 極小輪のお花
フェアリースター 極小輪の愛らしいお花

圧倒的な耐暑性

見た目の可憐さとは裏腹に、真夏の35℃を超える環境でも咲き続けるほど暑さに強い強健種。

「夏に強い花=フェアリースター」と連想させるほど評価が高い品種です。

自然にこんもりまとまる

摘芯(ピンチ)をしなくても、きれいな半球状にまとまります。

初心者でも「きれいな鉢植え」に仕上がるのが魅力です

フェアリースターの成長記録

続いて、フェアリースターの成長の様子をご紹介します。

6月上旬 植え付け

フェアリースターは5月から6月頃に園芸店などで購入できます。

株幅は30㎝以上になるので本来はゆったりした鉢が理想ですが、あえてお気に入りのカゴ型の鉢に植えました。

植え付け直後のフェアリースター
植え付け直後のフェアリースター。ここから一気に株が成長します。

6月下旬 植え付け後13日

葉が増え、株が横に広がり始める時期。根張りが順調な証拠です。

6月下旬のフェアリースターの生育状況
根が定着し、葉が増え始めたフェアリースター

7月上旬 植え付け後26日

植え付けてから1か月程度経過すると、株が充実し、密度の高いお花を咲かせます。

摘芯(ピンチ)なしで、ここまでまとまった株に仕上がります。フェアリースターらしさが現れる時期です。

こんもりと育った7月上旬のフェアリースター
摘芯なしでも自然にまとまる美しい株姿
極小輪の花がかわいい7月上旬のフェアリースター
極小輪の花が可愛らしい

7月下旬 植え付け後48日

真夏の気温が続いても、花数が落ちません。耐暑性の高さがよくわかります。

花密度が最盛期に近づきます。水切れには要注意。

真夏に満開を迎えるフェアリースター
真夏でも衰えない花つき。耐暑性の高さが際立つ時期

9月上旬 植え付け後90日

気温が下がってもお花を咲かせ続けます。

ただ、お花の密度は最盛期に比べると落ちてきます。少し切り戻してあげたほうが花つきを維持できそうです。

9月のフェアリースターの株姿
秋に入り花密度が少し落ちたフェアリースター

9月下旬 植え付け後105日

秋色の光の中でもよく映えます。株姿はやや縦に伸びやすくなる時期。

9月下旬のフェアリースターの花姿
花密度は落ちてもかわいい花は咲き続けます。

11月上旬 植え付け後144日

日照時間の低下で徒長が増加し、花付きも緩やかに低下。

花つきが悪くなった11月上旬のフェアリースター
秋が深まるにつれて徒長し、花つきも悪くなります。

12月下旬 植え付け後195日

日本では基本的に一年草扱いですので、冬に入ると枯れてしまいます。温室に入れるなどしたら冬を越すことも可能です。

地上部が枯れた12月上旬のフェアリースター
冬に突入して地上部が枯れました。

フェアリースターの育て方

続いて、フェアリースターの育て方を解説します。

植え付け

フェアリースターは水はけの良い土を好みます。市販の培養土に赤玉土と腐葉土を混ぜると水はけが良くなるのでおすすめです。

水はけの良い土に植えるのがポイント

また、植え付けのときは深く植えすぎないようにします。苗の土の表面が見える程度に植えて、株元の風通しを良くしてあげましょう。

栽培環境

フェアリースターは陽の光が大好きです。半日以上は日にあたる場所に置いてあげましょう。

フェアリースター

また、湿気が苦手です。蒸れると病気になりがちですので、風通しの良い場所で育てます。

水やり

土が乾いたらたっぷりと水やりをします。

フェアリースターは乾燥気味の環境が好きなので、水のやり過ぎには注意が必要です。

肥料やり

花つきが良い分、肥料は欠かせません。肥料切れを防ぐため定期的な追肥が必要です。1~2週間に1回程度、規定量の液肥を与えましょう。

日頃の管理

フェアリースターは日頃の管理がさほど大変ではないことが魅力の一つです。咲き終わったお花は自然に落ちてくれるので、基本的に花がら摘みが必要ありません。

ただ、土の上に落ちたお花はなるべく取り除いてあげましょう。

摘芯(ピンチ)

フェアリースターは自然にこんもり育つため、摘芯は不要です。摘芯(ピンチ)が苦手な初心者の方にもおすすめのお花です。

切り戻し

茎が伸びて徒長したり花が少なくなったら、切り戻しをします。

切り戻しをしなくてもきれいなお花を楽しめますが、9月を過ぎると茎がやや徒長して花付きも悪くなります。

切り戻し前のフェアリースター
満開になった後に切り戻しもします。
切り戻し作業中のフェアリースター
バッサリ切り戻します。
切り戻し後のフェアリースター
切り戻しをすることで再度まとまった花姿を楽しむことができます。

冬越し

フェアリースターは冬の寒さに弱いため、日本では基本的に一年草とされています。ただ、本来は多年草のため、うまくいけば冬越しが可能です。

冬越しに成功したフェアリースターの新芽
冬越しに成功したフェアリースター。3月に新芽が出てきました。
冬越しに成功して花を咲かせたフェアリースター
冬越しに成功したフェアリースター。春にはお花を咲かせてくれました。
冬越しに成功して満開を迎えたフェアリースター
冬越しに成功したフェアリースター。6月にはほぼ満開です。

毎年新しい苗を購入するのもありですが、愛着のあるお花を枯らしたくない方は挑戦してみてください。

まとめ

フェアリースターの株姿
真夏にトップレベルの育てやすさと美しさを兼ね備えるフェアリースター

フェアリースターは

  • 暑さ最強
  • 小花が可愛い
  • 摘芯なしでまとまる
  • 花つき抜群

と、夏花の中でもトップレベルの育てやすさと美しさを兼ね備えた名品種です。

ぜひあなたの庭やベランダでも、妖精のように咲き続けるフェアリースターを育ててみてください

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