草花の種類を解説!一年草、多年草、宿根草、球根植物の違いと特徴は?

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ホームセンターに行くと、とてもたくさんの種類の草花が売られています。種類が多すぎて選ぶのが難しいと感じている方も多いのではないでしょうか。

草花の選び方や楽しみ方は千差万別、十人十色です。感覚的に育てたい草花を選ぶのも、ガーデニングを楽しむうえで大切といえます。

とはいえ、草花がどのように育ち枯れていくのか基本的な知識がないと、ガーデニングの楽しさを充分に味わうことができません。

そこでこの記事では、一年草多年草宿根草球根植物の違いや特徴をお伝えします。

草花の特徴を理解して、ガーデニング生活をより充実したものにさせていきましょう。

それでは、よろしくお願いします。

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目次

一年草

一年草は、種をまいたり苗を植え付けたりした後、成長してお花を咲かせたり実をつけたりすると枯れてしまう草花です。

パンジー・ビオラ 一年草
パンジー・ビオラ。秋冬の一年草を代表する草花です。

原産地では多年草とされていても、日本の気候に適さないため一年草として扱われている草花も多くあります。

一年草のおすすめポイント

一年草は、一年で枯れるため生育が早いのが特徴です。ぐんぐん成長し、たくさんお花を咲かせる姿を楽しむことができます。

品種にもよりますが、花期が長く何ヵ月も次々とお花を咲かせてくれるものもあります。例えばビオラは、秋に苗を買えば翌年の春までお花を咲かせてくれます。

さらに、安価な品種が多いのも特徴です。ブランド苗は一株で300円を超えるものもありますが、ノーブランドの苗であれば、100円以下で購入できるものもあります。気軽に楽しめるのも一年草の魅力です。

  • 生育が早く、グングン成長する。
  • 花期が長く、お花をたくさん楽しめる。
  • 安価な品種が多く気軽に楽しめる。

一年草を育てる際の注意点

一年草は一年で枯れてしまうため、植えっぱなしにすることができません。枯れる度にお花を植え替える必要があります。

また、たくさんお花を咲かせる分、花がら摘みの作業が大変です。花がら摘みをしないと、草花が余計なエネルギーを使いキレイなお花を咲かせづらくなります。そしてなにより、枯れたお花をそのままにしておくと見た目が悪くなってしまいます。

  • 一年で枯れてしまう。
  • 花がら摘みが大変で手間がかかる。

多年草

多年草は、お花を咲かせたり実をつけたりするサイクルを何年も繰り返してくれる草花です。

多年草 スーパーアリッサム
多年草のスーパーアリッサム。1年中枯れることなくお庭を緑で覆ってくれます。寒さには強くないので、霜対策などが必要です。

多年草のおすすめポイント

多年草の魅力はなんといっても、季節になると何年もお花を咲かせてくれること。新しい苗を植えたりする作業が要りません。長くじっくり成長してくれるぶん、愛着も湧きます。

また、常緑の多年草があればお庭が1年中緑で潤います。そのため、グランドカバーの用途に使われることも多いです。

  • 何年も長く楽しめる。
  • 1年中お庭が緑で潤う。

多年草を育てる際の注意点

季節になればお花を咲かせてくれる多年草ですが、暑さや寒さに弱い品種もあります。そういった多年草については、暑さ対策や寒さ対策が必要になります。暑さ対策や寒さ対策をしないと枯れてしまうこともあるため注意が必要です。

  • 寒さ対策や暑さ対策が必要。

宿根草

宿根草は多年草の一種です。生育に適さない時期になると地上部を枯らし、地中でひっそりと生育に適した季節を待ちます。生育に適した季節になれば再び芽を出し、成長してお花を咲かせてくれる草花です。

宿根草のおすすめポイント

宿根草の特徴はなんといってもローメンテナンスで成長してくれること。植えたら植えっぱなしで、大きく成長してくれます。

放っておいても自然な雰囲気でかわいいお庭を作ることができます。ナチュラルガーデンに必須の草花です。

  • ローメンテナンス
  • ナチュラルな雰囲気のお庭に

宿根草を育てる際の注意点

宿根草は、生育に適さない時期になると地上部を枯らします。宿根草だけの花壇にすると、季節によっては地上部に草花がまったくない寂しい花壇になってしまいます。そのため、他の植物とうまく組み合わせて植えてあげる必要があります。

  • 宿根草だけでは寂しい花壇に

球根植物

球根植物は多年草や宿根草の一種です。宿根根草と同じように、生育に適さない時期に地上部を枯らしますが、地下部の球根に栄養を蓄えて成長することができます。

球根植物のクロッカス。早春にキレイなお花を咲かせてくれます。
球根植物のクロッカス。早春にキレイなお花を咲かせてくれます。

球根植物のおすすめポイント

種から育てるのに比べ、球根から育てるほうが失敗が少ないです。これは、球根それ自体に栄養が蓄えられていることが理由です。種に比べて発芽条件などに神経質になる必要がありません。

また、日本の気候に合っている品種であれば、植えっぱなしで年々成長し、毎年お花を咲かせてくれます。

  • 種に比べて育てやすい
  • 植えっぱなしでOKな品種もある

球根植物を育てる際の注意点

宿根草と同じように、生育に適さない時期は地上部を枯らします。そのため、球根植物だけの花壇だと季節によっては寂しくなってしまいます。

また、日本の季節に合わない品種は、地上部が枯れたあとに球根を掘り上げて風通しの良い日陰などて管理してあげる必要があります。

  • 球根植物だけでは寂しい花壇に
  • 球根の掘り上げ必要な品種もある

まとめ

以上、一年草、多年草、宿根草、球根植物の違いや特徴をお伝えしました。

草花の選び方や楽しみ方は千差万別、十人十色。感覚的に育てたい草花を選ぶのもガーデニングを楽しむうえでとても大切です。

それでも、草花の特徴を理解すればガーデニングに深みが増していきます。

この記事を読んだ方のガーデニングライフが、より一層充実したものになれば嬉しいです。みんなでガーデニングを楽しみましょう。

それでは、また!

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