【オステオスペルマムの特徴と育て方】切り戻しの時期など初心者向けに解説

端正な花姿と鮮やかな色合いが魅力的なオステオスペルマム。早春にキラキラと輝く人気のお花です。

この記事ではそんなオステオスペルマムの特徴と育て方をご紹介します。

こんな疑問にもお答えします。

オステオスペルマムをこれから育てようとしている方、オステオスペルマムの育て方で悩みをお持ちの方は是非参考にしてください。

オステオスペルマムはこんなお花

オステオスペルマム　基本情報

オステオスペルマムはキク科の多年草です。春や秋にシンプルで端正なお花を次々と咲かせます。

ギリシャ語の「骨（osteon）」と「種子（sperma）」が名前の由来です。

オステオスペルマム　特徴

寒さに強い

オステオスペルマムは南アフリカ原産ですが、寒さに強いため冬のお花としても人気があります。マイナス５℃くらいまでなら耐えられる耐寒性を備えています。

ただ、強い霜や寒風にあたると弱ってしまいます。霜除けや寒風の対策は行う必要があります。

花つき抜群で花期が長い

オステオスペルマムは次々とお花を咲かせ、しかも花期が長いです。開花期は１月～５月頃と、９月～11月頃です。冬の霜対策、夏の高温多湿対策をしっかりすれば、毎年お花を楽しめます。

ただ、花をたくさん楽しむためには定期的な追肥や、花がら摘みが必要です。

バリエーションが豊富

オステオスペルマムはカラーバリエーションも豊富です。

また、ユニークなスプーン咲きのオステオスペルマムも売られています。

高温多湿に弱い

オステオスペルマムは高温多湿には弱いです。そのため、夏場は切り戻しを行うなど丁寧な管理が必要です。

オステオスペルマム　花言葉

オステオスペルマムには次の花言葉があります。

オステオスペルマムはギリシャ語の「骨（osteon）」と「種子（sperma）」が名前の由来です。そのため、健やかな意味を持つ言葉が花言葉となっています。

オステオスペルマムの育て方

続いて、オステオスペルマムの育て方を解説します。

植え付け

オステオスペルマムは乾燥気味の土を好みます。

鉢植えの場合は、市販の培養土に腐葉土と赤玉土を３割程度混ぜると水はけが良くなるのでおすすめです。

地植えの場合は、植え付ける土に腐葉土をたっぷりすき込んでから植え付けます。

栽培環境

オステオスペルマムは日の光を好むので、日当たりの良い場所で育てます。

ただ、高温多湿の日本の夏はオステオスペルマムには厳しい環境です。可能であれば夏は半日陰で風通しの良い場所で育てます。多湿にも弱いので、軒下に入れるなどして雨からも守るのが望ましいです。

水やり

鉢植えの場合は土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出るまでたっぷり水やりをします。ただ、オステオスペルマムは多湿が苦手です。水の与えすぎには注意が必要なためしっかり土が乾いてから水やりをしましょう。

地植えの場合は、植え付けをして根が張るまでの2週間程度はしっかり水やりをします。その後は自然の雨に任せて大丈夫です。

肥料やり

植え付けの際に、緩効性肥料を施します。開花時期は定期的に液肥を追肥します。

花がら摘み

オステオスペルマムは花つきが良いのでこまめな花がら摘みが必要です。花がらを放置すると無駄なエネルギーを消費して花つきが悪くなります。花がらを見つけたらなるべく早く摘み取るようにします。

切り戻し

オステオスペルマムは加湿が苦手なため、梅雨前に切り戻しをして風通しを良くします。思い切って1/3程度に切り戻します。

植え替え

オステオスペルマムは根をよく伸ばすため、鉢植えの場合は2年に1回程度は植え替えが必要です。放っておくと根詰まりを起こして枯れる恐れもあります。

根を取り出したら古い土を振るい落として、新しい土に植え付けます。

オステオスペルマムの成長記録

オステオスペルマムグランドキャニオン

石田園芸さんのオステオスペルマムグランドキャニオンです。優しい色合いが気に入って購入しました。

三色購入し、オステオスペルマムだけの寄せ植えを作りました。

完成した寄せ植えがこちらです！

春に成長して株を大きくしてくれると思うので、少し余裕をもって植えました。

オステオスペルマム ダブルファン

ダブル咲きのオステオスペルマム、ダブルファン。

ダブル咲きですが、オステオスペルマムの特徴である端正な花姿は残しつつ、豪華さが増しています。

地植えで育てていますが、冬の寒さにも耐えてたくさんお花を咲かせています。

まとめ

以上、オステオスペルマムの特徴と育て方をご紹介しました。

端正な形と鮮やかな色合いが特徴のオステオスペルマム。次々とお花を咲かせ、長くお花を楽しむことができます。

まだオステオスペルマムを育てたことがないかたは是非とも挑戦してみてください。初心者にもおすすめの優秀なお花です。

それでは、また！