パンジー・ビオラの寒さ対策！真冬もキレイなお花を楽しむ方法をご紹介

秋に植えたパンジー・ビオラ。みなさんは真冬はどのように管理していますか？

パンジー・ビオラは寒さに強いとはいえ、真冬の強い霜にあたったり雪で覆われたりすると生育に支障が生じて弱ってしまいます。

暖かくなるのを待てば元気になるので「気にしない」という選択もありますが、できれば真冬でもキレイなお花を楽しみたいですよね。

そこで今回は、パンジー・ビオラの真冬の寒さ対策をご紹介します♪ちょっとした作業で真冬でもキレイなお花を楽しめますので、ぜひ挑戦してみてください。

それでは、よろしくお願いします♪

パンジー・ビオラ 冬の基本的な管理

まずは、パンジー・ビオラの冬の基本的な管理からお話します。

パンジー・ビオラ 冬の水やり

水やりは基本的には秋や春と変わりありません。土の表面が乾いたらたっぷり水をあげるようにします。

ただ、水やりをする時間帯には注意が必要です。夕方に水やりをすると、夜に気温が下がり株が凍ってしまうことがあります。パンジー・ビオラは寒さに強いとはいえ、株が凍るとさすがに大ダメージです。

水やりは午前中のうちに済ませるようにします。

パンジー・ビオラ 冬の肥料

パンジー・ビオラのキレイなお花を冬でも楽しむためには適切に肥料を与えてあげる必要があります。

植物にとって冬は休眠期になりますので、基本的には冬に肥料は与えません。ただ、パンジー・ビオラは冬でも開花してくれるお花ですので、冬も適量の肥料を与えてあげたほうがキレイなお花を咲かせてくれます。

肥料を与えなくても枯れたりはしませんし、お花も咲かせてくれるので冬の肥料は忘れがちです。

それでも、10日に１回程度は適量の液体肥料を与えてあげたほうがキレイなお花を楽しむことができます。

ちなみに、パンジー・ビオラは肥料が不足すると葉の色が青黒く変色します。

定期的な肥料やりが難しい方は、少なくとも葉の色に変化が見られたら肥料を与えるようにしましょう。

パンジー・ビオラ 冬の花がら摘み

パンジー・ビオラは冬でもお花を咲かせてくれます。冬に限ったことではないですが、花がらはしっかり摘んであげたほうが株は元気に育ち、花付きも良くなります。

冬は暖かい時期に比べると花が咲いてくれるペースはゆっくりになります。そのため花がらを摘むのは躊躇しがちですが、株を元気にするためには必要な作業です。

できる限り、花がらは摘んであげるようにしましょう。

パンジー・ビオラの寒さ対策

続いて、パンジー・ビオラの寒さ対策をお話します。

置き場所の変更

鉢植えの場合は、置く場所を変えるのが寒さ対策としてもっとも手っ取り早いです。寒さが強いときは、軒下に避難してあげるようにします。

我が家ではだいたいの目安として、最低気温の予報が氷点下３℃くらいで避難するようにしています。

マルチング

パンジー・ビオラは寒さに強いですが、強い霜にあたると生育に支障が生じて花付きが悪くなります。霜で株が持ち上がると根が傷んでしまうこともあります。

その霜対策として、バークチップなどて株元を覆う方法があります。

我が家では、腐葉土を撒いてマルチングをしています。お布団をかけてあげるイメージですね。

パンジー・ビオラ寒さ対策 不織布

不織布を被せてあげるのも霜よけや風よけに効果的です。特に雪が降るときは、不織布を被せてあげて直接雪に覆われないように守ってあげます。

特に種から育てた小さな苗は強い霜で枯れてしまうこともあります。ポットで育てている小さな苗は不織布でしっかりカバーしてあげることをおすすめします。

パンジー・ビオラを最大限楽しもう

以上、パンジー・ビオラの真冬の育て方と寒さ対策をご紹介しました。

パンジー・ビオラは寒さに強いので、ほったらかしにしても枯れたりすることはありません。ただ、冬もキレイなお花を楽しむにはちょっとした一手間が必要です。この手間をかけるだけで、冬でもキレイに咲いてくれますし、より一層愛着も湧いてきます。

せっかく購入したパンジー・ビオラを最大限楽しむためにも、是非とも挑戦してみてください♪

それでは、また！