【ペンタスの特徴と育て方】花言葉や切り戻しも紹介

小さな星方のお花を長期間に渡ってたくさん咲かせるペンタス。暑さに強く、真夏でもお花を咲かせる夏の定番のお花です。

この記事ではそんなペンタスの特徴と育て方を紹介します。

こんな疑問にお答えします。

ペンタスを育てようと考えている方、ペンタスの育て方で悩みをお持ちの方、夏でも元気に咲くお花をお花をお探しの方は参考にしてください。

ペンタスはこんなお花

ペンタスの基本情報

ペンタスはアフリカを原産地とする多年草です。自生しているものは、1m以上に育つ低木です。

ペンタスという名前は、ギリシャ語の「ペンテ（数字の５）」からきており、星形のお花からきているとされています。

サンタンカに似ていることから、和名ではクササンタンカと名付けられてます。

ペンタスの特徴

小さな星形のお花を5月から10月にかけて次々と咲かせます。花色は赤色、ピンク色、白色などが主流です。一重咲きだけでなく八重咲きの品種もあります。

高温多湿に強く、夏の間もお花を咲かせるため夏のガーデニングで根強い人気があります。

本来は低木ですが、日本では冬越しが難しいため矮性に改良された品種が流通しています。

葉は熱帯を原産地とする植物らしく、濃い緑色をしているものが主流です。

ペンタスの花言葉

ペンタスには次の花言葉がつけられています。

ペンタスが星形のお花を咲かせることから願いをかける意味がこめられていると言われています。

ペンタスの育て方

続いて、ペンタスの育て方を紹介します。

栽培環境

日当たりと風通しの良い環境を好みます。日当たりが不足すると間延びしてひょろひょろしてしまう場合があるので、なるべく日の当たる場所で育てます。

ただ、真夏の強い西日にあたると弱る場合もあります。夏の西日は避けられる場所で育てるのが望ましいです。

植え付け

植え付けに適しているのは5月から6月頃です。

ペンタスは乾燥に強いため、水はけの良い土に植え付けます。市販の培養土に赤玉土と腐葉土を3割程度混ざると簡単に水はけが良くなるのでおすすめです。

地植えの場合は、植え付ける場所に腐葉土をたっぷりすき込んでから植え付けます。

水やり

鉢植えの場合は、土が乾いたら鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水やりをします。

地植えの場合は、根が張れば自然の雨に任せて大丈夫です。ただ、極端に雨が少なく暑い日が続いた場合は水やりをします。

肥料

花期が長くたくさんお花を咲かせるので肥料を切らさないようにします。花を咲かせる時期は、2週間に1回程度液肥で追肥をします。ただ、真夏に花数が減って株が弱っている場合は肥料を控えます。

剪定・切り戻し

花が終わったら切り戻しをすることで花芽が出てまたお花を咲かせることがあります。切り戻しをすることで蒸れの防止にも繋がります。

生育も旺盛なので、花期であればいつでも切り戻しをして大丈夫です。

冬越し

ペンタスの耐寒温度は5℃程度です。気温がそれより低くなるとあっという間に枯れてしまいます。

屋外で冬越しするのは困難なので、冬越しをしたい場合は屋内に取り込み、日当たりの良い場所で冬越しをします。冬を越したら、株全体を1/2程度に切り戻しまた屋外で育てます。

増やし方

ペンタスは挿し芽で増やすことができます。挿し芽に適しているのは5月から6月、9月から10月です。

先端から5㎝から10㎝を切り取り挿し穂をつくり、1時間ほど水につけておきます。そのあとは鹿沼土などに挿して水切れを起こさないように定期的に水やりをします。根が出てきたら、土に植え替えて完成です。

まとめ

以上、ペンタスの特徴と育て方を紹介しました。

暑さに強く、真夏も星形のかわいいお花を咲かせる夏定番のお花です。

みなさんもこの記事を参考にペンタスを育ててみませんか？

それでは、また！