カラーバリエーションが豊富で豪華なお花を咲かせるラナンキュラス綾リッチ。
ラナンキュラスの中でも特に強い人気のある品種です。
この記事ではそんなラナンキュラス綾リッチの特徴や成長記録、育て方をご紹介します。
ラナンキュラスを育てることを検討されている方、綾リッチに興味がある方ははぜひご覧ください。
綾リッチはこんなお花
綾リッチは綾園芸さんから発売されているラナンキュラスです。寒さの厳しい12月頃からホームセンターなどで販売されます。
綾リッチの特徴
ゴージャスな咲きっぷり
綾リッチは紙のように薄い花びらを何枚も重ね合わせ、豪華なお花を咲かせます。寂しくなりがちな冬のガーデニングに華やかさを加えてくれる貴重なお花です。
花つきが抜群
花つきが良いのも綾リッチの特徴です。冬に買った苗は冬の間も咲いてくれますし、気温が上がる3月頃には次々とお花を咲かせてくれます。
カラーバリエーションが豊富
綾リッチはカラーバリエーションも豊富です。ピンク色に加え、オレンジ色や、白色、黄色などがあります。好みの色を見つけやすいのも綾リッチの特徴です。
綾リッチの成長記録
続いて、綾リッチの成長の記録を紹介します。
1月上旬 植え付け
綾リッチは12月頃にホームセンターなどで販売されます。
生産者さんが丁寧に育ててからお店で売られるため、丈夫で元気な苗が揃ってます。
2月上旬
苗から購入すれば、寒さの厳しい時期でもお花を咲かせます。
2月下旬
最低気温が氷点下になる日もありますが、寒さに負けずに元気にお花を咲かせます。
3月上旬
3月になり気温が上がると、次々と蕾をつけてたくさんのお花を咲かせます。
3月中旬
冬に苗を購入した場合は3月中旬頃がお花の最盛期です。次々とお花を咲かせます。
4月上旬
4月に入り更に気温が上がっても、まだお花を咲かせ続けます。
4月下旬
4月下旬になると、地上部が枯れてしまいます。
地上部が枯れたら、球根を掘り上げます。掘り上げた球根は風通しの良い日陰で保存します。
ちなみに、球根から育てた綾リッチは4月下旬になってもまだまだ元気いっぱいです。
球根から育てると寒い時期にお花は見れませんが、春以降に長くお花を楽しめます。
綾リッチの育て方
続いて、綾リッチの育て方を解説します。
植え付け
水はけと水もちの良い土に植えてあげます。鉢植えの場合は、市販の培養土に腐葉土と赤玉土を 3割程度混ぜるだけで水はけと水もちが良くなります。
地植えの場合は、植え付ける前に腐葉土を混ぜ込むなど土壌改良をしてから植えるのがおすすめです。
栽培環境
日当たりの良い場所で育ててあげます。寒さには強いですが、霜にあたると弱ってしまい、最悪の場合枯れてしまう場合もあります。鉢植えの場合は、寒さが厳しく霜が降りるときは軒下などに避難させてあげしょう。
水やり
鉢植えの場合は、土が乾いたら鉢底から水が出てくるまでたっぷりと水やりをします。
地植えの場合は、植え付けた後に根がしっかり張るまでの間（２週間程度）は水やりが必要です。その後は水やりは特に必要ありません。
また、水やりは花びらに水が当たらないよう注意します。花びらが薄いので、花に水があたるとシミになってしまいます。
肥料やり
お花を咲かせるのにたくさんの養分を必要とするので、お花を咲かせる時期は定期的に液肥を施してます。
ただし、梅雨が近づくと葉が枯れ始めますが、その時に肥料を与えると球根が腐りやすくなります。4月中頃には肥料は止めるのが無難です。
花がら摘み
花がらは早めに摘んであげます。花がらを放っておくと見た目が悪いだけでなく、病気にかかってしまったり、無駄なエネルギーを使って花つきが悪くなったりしてしまいます。
花がら摘みは花茎をカットしますが、カットする場所は新しく出てきている花芽の少し上あたりです。
カットしたお花は切り花でも楽しめます。
冬越し
寒さに強いため、基本的に冬を越してくれます。ただ、寒風や霜にあたると弱ったり、最悪の場合は枯れてしまうこともあります。寒風や霜からは守ってあげましょう。
夏越し
梅雨が近づき暖かくなると、休眠期に入り地上部は枯れてしまいます。球根部は生きていますので、うまく管理してあげれば翌年もお花を咲かせてくれます。
土に植えたままにすると、高温多湿で球根が腐ってしまう恐れがあります。翌年もお花を咲かせるためには、球根を掘り上げて風通しの良い日陰で管理をしてあげます。
球根の植え付け
掘り上げた球根は、涼しくなった晩秋に植え付けます。
乾燥している球根をそのまま植え付けると急激に水分を吸収して球根が腐ってしまう恐れもあります。軽く湿らせたバーミキュライトに1週間程度埋めてあげ、水分のある環境に慣れさせると腐りにくくなります。
まとめ
以上、ラナンキュラス綾リッチについてお伝えしました。
ラナンキュラスの中でも強い人気を誇る綾リッチ。球根を掘り返せば毎年お花を咲かせてくれます。しかも翌年は花つきが更に良くなるおすすめのお花です。
「球根を掘り返すのが面倒…」という方は植えたままでも翌年もお花が咲くラナンキュラスラックスがおすすめです。
また、お花は好きだけどガーデニングはいろいろ大変だしちょっと…という方にはお花のサブスクがおすすめです。お花のある暮らしを気軽にオシャレに楽しむことができますよ。
ぜひ参考にしてみてください。
それでは、また！
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