PROVEN WINNERSさんから販売されているスーパーゼラニウムチャンピオン。高温多湿に強く、丈夫で育てやすいゼラニウムです。
この記事では、そんなスーパーゼラニウムチャンピオンの特徴や成長記録、育て方をご紹介します。
育て方のポイントは?
切り戻しはした方がいいの?
冬越しできるの?
夏越しできるの?
こんな疑問にもお答えします。
ゼラニウムを育てようと考え中の方、スーパーゼラニウムの育て方で悩みをお持ちの方は是非参考にしてください。
それでは、よろしくお願いします。
スーパーゼラニウムはこんなお花
スーパーゼラニウムの基本情報
スーパーゼラニウムチャンピオンはPROVEN WINNERSさんのゼラニウム です。
- 販売時期 3月上旬〜5月下旬、9月中旬〜11月上旬
- 開花時期 4月〜11月
- 株 幅 50㎝〜60㎝
- 草 丈 40㎝〜50㎝
2023年3月時点で、4種類のスーパーゼラニウム(オランジュ、ロージー、レッド、リラ)が販売されています。
スーパーゼラニウムの特徴
高温多湿に強い
スーパーゼラニウムは日本の高温多湿の気候に適応するように改良されています。そのため、真夏であっても元気にお花を咲かせ続けます。
春から秋まで咲き続ける
華やかでボリュームのあるお花を春から秋まで長く咲かせ続けます。冬はお花を休ませますが、1年を通して楽しめます。
夏越しも冬越しも可能
少しの対策で夏越しと冬越しが可能です。丈夫で病気にも強いので、何年にもわたって楽しむことができます。
スーパーゼラニウムの成長記録
続いて、スーパーゼラニウム の成長記録をご紹介します。
育てたのはスーパーゼラニウムチャンピオンキャロルです。キャロルは2022年に生産と販売が中止されており、似た色の品種としてロージーが販売されています。
3月27日 植え付け
スーパーゼラニウムは3月上旬頃から園芸店などで購入できます。
4月2日 植え付け後6日
4月16日 植え付け後20日
4月29日 植え付け後33日
4月下旬になると、蕾がぷくぷくと膨らみ始めます。
5月5日 植え付け後39日
5月に入ると、鉢をはみ出すほど株を充実させます。もうすぐお花を咲かせそうです。
5月11日 植え付け後45日
5月中旬には鮮やかなお花をたくさん咲かせます。
5月29日 植え付け後63日
6月18日 植え付け後83日
6月に入り、梅雨に突入してもお花を咲かせ続けます。
7月23日 植え付け後118日
7月に入り30℃を超える日も多いですが、それでも鮮やかなお花を咲かせます。
9月10日 植え付け後167日
真夏を乗り切って体力が消耗すると、花つきが落ちてきます。ただ、涼しくなればまたお花をたっぷり咲かせます。
11月3日 植え付け後221日
11月に入ってもお花を咲かせ続けます。
12月4日 植え付け後252日
12月に入り、寒さの厳しい時期になってもまだお花を咲かせます。
ただ、さすがに寒さで花つきは落ちてきて、株も乱れてきます。
12月24日 植え付け後272日
12月下旬になると、さすがにお花を咲かせなくなります。
1月3日 植え付け後282日
1月に入ると、少しずつ葉が紅葉してきます。
1月9日 植え付け後288日
1月21日 植え付け後300日
1月下旬には、ほとんどの葉が紅葉します。紅葉するのは寒さの影響です。
2月26日 植え付け後336日
2月下旬になると、強い寒波の影響で弱ってしまいました。葉が紅葉するだけでなく、枯れてしまっています。
3月11日 植え付け後349日
3月に入り暖かくなりましたが、枯れた部分が多くなってしまいました。ただ、根元付近は新芽が出ています。
枯れた部分をバッサリ切り戻すと新緑が見られます。
3月19日 植え付け後357日
切り戻した後、次々と新芽が出てきます。また、元気に育ってくれそうです。
3月25日
5月27日
スーパーゼラニウムの育て方
続いて、スーパーゼラニウムの育て方をご紹介します。
植え付け
スーパーゼラニウムは水はけの良い土に植え付けます。
市販の培養土に腐葉土と赤玉土を3割程度混ぜると水はけが良くなるのでおすすめです。
また、元肥としてマグァンプKなど、害虫対策としてオルトランなどを施します。
栽培環境
日当たりと風通しの良い環境を好みます。ただ、夏は半日陰、冬は寒風や霜が避けられる場所で育てるのが望ましいです。
水やり
土が乾いたら鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水やりをします。ずっと湿った環境だと根腐れを起こす恐れがあるため、水のやりすぎには注意しましょう。
肥料やり
お花を咲かせる期間は定期的に肥料を施すことで開花のパフォーマンスが向上します。規定量の液肥を1週間から2週間に1回程度施します。
花がら摘み
花がらをそのままにしておくと、見た目が悪いだけでなく病害虫被害の原因にもなります。花房の全体が咲き終わったら、花茎の付け根から摘み取ります。
切り戻し
スーパーゼラニウムは自然にキレイに育つので、基本的に切り戻しは不要です。ただ、樹形が乱れてきた場合は切り戻しをします。梅雨入り前と秋の始まり頃に行えば、株へのダメージが少なくなります。大胆にバッサリと切り戻すのではなく、樹形の形を整える程度で充分です。
夏越し
高温多湿に強く改良されているとはいえ、高温多湿は避けるのが無難です。
真夏は1日中直射日光の当たる場所ではなく半日陰などで管理してあげるのが望ましいです。
冬越し
スーパーゼラニウムの耐寒温度はだいたいマイナス3℃程度です。それより寒くなる地域では屋内に取り込んだり、寒風や霜から守ってあげられる場所で育てるのが望ましいです。
まとめ
以上、スーパーゼラニウムチャンピオンの特徴と成長記録、育て方を紹介しました。
スーパーゼラニウムチャンピオンは高温多湿に強く、丈夫で育てやすいゼラニウムです。冬を除いて一年中お花を楽しめる魅力溢れる品種です。
みなさんもこの記事を参考に育ててみませんか?
それでは、また!
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