PROVEN WINNERSさんから発売されているスーパーランタナ。一般的なランタナと比べてたくさん枝分かれし、真夏でも途切れなくお花を咲かせるランタナです。
この記事ではそんなスーパーランタナの特徴と育て方をご紹介します。
スーパーランタナの特徴は?
摘芯は必要?
切り戻しは必要?
夏越しはできる?
冬越しはできる?
こんな疑問にもお答えします。スーパーランタナが気になっている方、スーパーランタナの育て方で悩みをお待ちの方、真夏の暑さに強いお花をお探しの方はぜひ参考にしてください。
スーパーランタナはこんなお花
スーパーランタナの基本情報
スーパーランタナはPROVENWINNERSさんから発売されているランタナです。暑さにめっぽう強く強健で育てやすいため、初心者でも安心して育てられる品種です。
- 科 属 クマツヅラ科ランタナ属
- 開花期 4月下旬〜11月下旬
- 販売期 4月下旬〜6月下旬
- 株 幅 約60cm
- 草 丈 約50cm
4月下旬から6月下旬にかけてホームセンターなどで販売されます。
スーパーランタナの特徴
一般的な草花は摘芯(ピンチ)をすることで枝分かれを促しますが、スーパーランタナは摘芯をしなくてもどんどん枝分かれしてボリュームのある株に成長します。
どんどん枝分かれしてくれるため、自然とこんもりとしたドーム型の株に育ちます。摘芯をしたり切り戻しをしたりしなくてもきれいなドーム型に仕上がる優秀な品種です。
お花は一つ一つは小さいですが密集させて半球状に咲かせます。
近くで見ればみるほどかわいらしいお花です。こんなお花を春から秋にかけてずっと咲かせ続けます。
スーパーランタナは2023年8月時点で4種類発売されています。
- トロピカルサンセット
- ムーンホワイト
- レインボーオレンジ
- サニーイエロー
ムーンホワイトはジャパンフラワーオブザイヤーの最優秀賞を受賞している注目の品種です。
スーパーランタナの育て方
続いて、スーパーランタナの育て方をご紹介します。
栽培環境
スーパーランタナは日当たりの良い環境を好みます。1日6時間以上は日の当たる場所で育てます。
植え付け
植え付ける土は、水はけの良いものを使用します。市販の培養土に腐葉土と赤玉土を3割程度混ぜると簡単に水はけが良くなるのでおすすめです。
水やり
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水やりをします。
地植えの場合は根が張るまでの植え付けてから1週間〜2週間はしっかり水やりをします。根がしっかり張ってからは水やりは特に必要ありません。
肥料
春から秋までずっと生育期でお花も咲かせてくれるので、定期的な追肥が必要です。1週間〜2週間に1回液肥を施します。
花がら摘み
スーパーランタナはずっとお花を咲かせてくれますが、あまりタネをつけないため花がら摘みは基本的に不要です。
花がらが残って見映えが悪くなるのが気になる方は花がらを摘み取ります。
切り戻し
スーパーランタナは自然とドーム型にまとまって育つため、切り戻しは必要ありません。強風や大雨で株が乱れてしまったら、株を整えるために切り戻しをします。
夏越し
スーパーランタナは暑さに強いため、夏越しのために特に必要な作業はありません。ただ、水切れを起こさないように注意が必要です。鉢植えの場合、真夏は1日2回水やりをしたほうが良い場合もありますので、地面の渇き具合をよく観察するようにしましょう。
冬越し
スーパーランタナは寒さにはさほど強くありません。冬を越すには、寒風や霜の当たらない場所で管理してあげる必要があります。可能であれば屋内が望ましいですが、難しければ良く日の当たる軒下などで管理しましょう。
スーパーランタナの成長記録
続いて、スーパーランタナの成長の様子を紹介します。
スーパーランタナ サニーイエロー
6月11日 植えつけ
スーパーランタナは4月から6月頃に売られています。植え付けしたのは6月です。苗は小さいですが、お花も咲いています。
7月8日
7月の暑さに負けずにお花を咲かせてくれます。
8月6日
8月の真夏でも元気いっぱい。夏の強い日差しにも映えています。
9月10日
厳しい夏を乗り越えて、こんもりと育ちたくさんお花を咲かせてくれます。
10月1日
9月にお花をたくさん咲かせてくれたので、お花を少し休み気味。またすぐにお花を咲かせてくれそうです。
11月5日
またお花をたくさん咲かせてくれました。
12月4日
12月に入り、最低気温が5℃以下になると弱ってきます。冬越しの作業をしないと枯れてしまいそうです。
スーパーランタナ レインボーオレンジ
7月29日
8月5日
まとめ
以上、スーパーランタナの特徴と育て方をご紹介しました。
日本の高温多湿にも強く、自然とドーム型にまとまった株に育ちお花を咲かせ続けるスーパーランタナ。
強健で育てやすいおすすめのお花です。皆さんもぜひ育ててみてください。
それでは、また!
コメント