小さな桜形のお花をこんもり咲かせるバーベナ。
丈夫で育てやすいことからガーデニング初心者にも人気のお花です。
この記事ではそんなバーベナの特徴や育て方、おすすめの品種などを紹介します。
それでは、よろしくお願いします。
バーベナはこんなお花
バーベナの基本情報
バーベナは南北アメリカの熱帯から亜熱帯が原産地です。桜形の小さなお花をこんもりと咲かせます。5枚の花びらを持ち、花の形が桜の花に似ていることから美女桜とも呼ばれています。
バーベナの特徴
種類が豊富
バーベナは近年多くの品種が開発されており、耐寒性のあるものや宿根草のものなどもあります。また、匍匐性のものや立性のものなど、草丈の種類も豊富です。
丈夫で育てやすく花期が長い
バーベナは暑さや寒さ、病害虫にも強く、丈夫で育てやすい草花です。花期も長く、春から晩秋までお花を咲かせます。ガーデニング初心者でも安心して育てることができるお花です。
バーベナの花言葉
バーベナの花言葉は英語でenchantment(魔力、魅力)です。かわいらしいお花なのに、少し怖いイメージの花言葉ですね。これは、キリスト死後のゴルゴダの丘に真っ赤なバーベナが咲いたことが由来とされています。
バーベナの育て方
続いて、バーベナの育て方をご紹介します。
栽培環境
バーベナは風通しと日当たりの良い環境で育てます。株元は蒸れやすいので、梅雨や夏場は風通しの良い場所に置いてあげます。
植え付け
バーベナは水はけの良い土で丈夫に育ちます。
培養土に赤玉土と腐葉土を2割~3割程度混ぜると水はけが良くなるのでおすすめです。
水やり
土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。バーベナは水切れを起こすと急に萎れてしまいます。夏場は特に水切れに注意が必要です。猛暑の日は、1日に2回水やりをしてあげる必要があります。
肥料やり
バーベナはお花をたくさん咲かせるので、肥料切れにも注意が必要です。
緩効性の置き肥を規定量与えるのに加え、可能であれば1〜2週間に1回程度液肥を与えます。
葉の色が黄色く変色する場合は肥料が足りていない可能性があります。葉の色を注意して観察し、肥料を施すようにしましょう。
花がら摘み
バーベナはたくさんお花を咲かせます。そのぶん花がら摘みが必要です。こまめに花がらを取り除くとお花を長くたくさん楽しむことができます。可能な限り、花がらを摘んであげましょう。
剪定・切り戻し
バーベナは生育が旺盛のため、切り戻しをしなくても自然と枝分かれし、お花を楽しむことができます。
ただ、株が乱れてきたり、株元が蒸れている場合は切り戻しをしてあげたほうがよりキレイなお花を楽しむことができます。可能であれば、真夏に全体の丈から1/2から1/3程度切り戻してあげましょう。
バーベナは冬越しできる?
品種にもよりますが、バーベナは寒さに強いため、関東以西の気候であれば冬越しすることができます。ただ、2年目以降は1年目よりも花つきが悪くなる場合もあるようです。
バーベナのおすすめ品種
スーパーベナ アイストゥインクル
PWさんのバーベナ、スーパーベナアイストゥインクルです。
ラベンダーブルーに白いストライプ模様の入った珍しいお花を咲かせてくれます。スーパーベナシリーズはお花が大きくて生育旺盛、暑さや病気も強くて育てやすい品種です。
花手毬~絢(あや)~
SUNTORY FLOWERSさんのバーベナ、花手毬です。
花手毬は鮮やかな花色と密度の高いお花が特徴のバーベナです。こちらも暑さや病気に強く、育てやすい品種です。
我が家では、赤と白の花手毬を混植で育てています。
タピアン
SUNTORY FLOWERSさんのバーベナ、タピアンです。
生育が旺盛でグランドカバーとしても活躍してくれるバーベナです。なんと「雑草よりも強い」なんて言われたりもします。
まとめ
以上、バーベナの特徴と育て方をご紹介しました。
小さく桜のようなお花を咲かせるバーベナ。いろいろな品種が販売されていますが、どの品種も丈夫で育てやすいですし、たくさんお花を咲かせてくれます。
ガーデンニング初心者の方にはぜひとも手にとっていただきたいお花です。皆さんもぜひ育ててみてください♪
それでは、また!
コメント