PROVEN WINNERS（PW）さんから販売されているバーベナ「スーパーベナ」。生育が旺盛で病気にも強く、初心者でも失敗しにくい人気シリーズです。
この記事では、スーパーベナの特徴・成長の様子・育て方のポイントを紹介します。
スーパーベナの基本情報
スーパーベナはPWが2003年に販売を開始したバーベナシリーズです。
2003年に販売されて以降、毎年改良が重ねられており、耐暑性、耐病性ともに非常に優秀です。園芸店では3月上旬頃から苗が出回り始めます。
スーパーベナの特徴
ハート型のお花がこんもり咲く
スーパーベナはふんわりと丸みを帯びたハート型の花びらが特徴。2025年3月時点で8種類がラインナップされ、カラーも豊富です。
生育旺盛でとにかく丈夫
暑さや病気に強く、初心者でも育てやすいシリーズです。真夏でも元気いっぱいに花を咲かせます。暖地であれば冬越しも可能です。
スーパーベナの成長記録
ここからは私が実際に育てた「アイストゥインクル」と「ピーチメルバ」の成長を紹介します。
スーパーベナ アイストゥインクル
ラベンダーブルーに白いストライプ模様が入った爽やかな品種。夏の花壇にぴったりです。
３月下旬 植え付け
アイストゥインクルは鉢植えで育てることにしました。
4月上旬 植え付け後13日
ゆっくり、確かに成長します。
4月中旬 植え付け後27日
つぼみが見え始めます。こんもり仕立てたい場合は、この時期に徒長している茎を軽く摘芯（ピンチ）します。
4月中旬 植え付け後35日
開花が始まります。
4月下旬 植え付け後40日
花数が増え、鉢が華やかに。
5月上旬 植え付け後46日
生育スピードが一気に加速。鉢の縁からはみ出す枝葉切り戻すと株が丸く整います。
鉢をはみ出した枝はカットしてあげるとこんもりとまとまった株に育ちます。
6月上旬 植え付け後76日
さらに勢いよく成長し、株がしっかり充実します。
6月中旬 植え付け後90日
梅雨でも雨に負けずよく咲きます。
7月上旬 植え付け後110日
真夏に入ると花付きが落ちるため、この時期に切り戻すと回復が早いです。
9月上旬 植え付け後167日
暑さが和らぎ、再び開花ラッシュ。
9月下旬 植え付け後189日
秋に入ってもよく咲きます。
11月上旬 植え付け後228日
冬越しのため根元からしっかり切り戻します。
12月上旬 植え付け後259日
寒さの中でもゆっくり成長して葉を茂らせます。
1月上旬 植え付け後290日
冬の低温に耐えながら越冬中。
2月下旬 植え付け後343日
真冬の寒さで枯れることなく耐えています。
3月上旬 植え付け後356日
気温も上がり再始動。無事に冬を越せたようです。
3月下旬 植え付け後372日
再び花を咲かせ、冬越し成功。1年を通した丈夫さがよくわかります。
スーパーベナ ピーチメルバ
薄いピンクから濃いピンクまでのグラデーションがとても可愛い品種です。
3月下旬 植え付け
ピーチメルバは地植えで育てることにしました。
植え付け前に腐葉土をしっかり混ぜ込むのがポイント。
4月上旬 植え付け後13日
ゆっくり開花に向けて成長中。
4月下旬 植え付け後40日
1か月ほどで開花します。
6月中旬 植え付け後84日
生育が旺盛で勢いよく成長します。
7月下旬 植え付け後132日
真夏でも花付きが良く、元気いっぱい。
スーパーベナの育て方
続いて、スーパーベナの育て方をご紹介します。
植え付け
水はけと水もちの良い土が基本です。
鉢植え：市販の培養土に赤玉土と腐葉土を3割程度混ぜ込むのがおすすめ
地植え：植え付ける前に腐葉土をしっかり混ぜ込む
栽培環境
日当たりと風通しの良い場所で育てます。よく日が当たると花付きが良くなります。
水やり
土が渇いたら鉢底から水が流れ出るまでたっぷり。
真夏は1日1回では足りないことが多く、可能なら1日2回が安心です。
肥料やり
開花期は液肥で追肥。1週間〜10日に1回程度の頻度でOKです。肥料切れを防ぐと花数が安定します。
花がら摘み
花びらだけでなく、花茎ごとカットすると見栄えが長持ちします。
摘芯（ピンチ）
植え付け後2〜3週間は、徒長した茎を摘芯（ピンチ）します。それにより、芽が増えて充実してまとまった株に仕上がります。
切り戻し
花つきが落ちたり、草姿が乱れたら切り戻します。特に梅雨入り前・真夏前は効果大。
夏越し
暑さにめっぽう強いため、特別な対策は不要です。
冬越し
日当たりの良い場所で育て、寒風や霜を避ければ越冬できます。寒冷地では不織布を被せたり屋内に取り込んだりすると安心です。
まとめ
スーパーベナは生育旺盛で丈夫、初心者でも育てやすい最強クラスのバーベナです。花数も多く、1年を通して生育を楽しめます。
PW公式サイトで販売店を確認できますので、ぜひチェックしてみてください。。
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