SUNTORY FLOWERSさんから発売されているプリムラ、ウィンティー。
ふんわりとした花姿が魅力的で、寒さにも強く冬から春にかけて大活躍してくれる人気のお花です。
この記事では、そんなウィンティーの特徴や育て方を紹介します。
ふんわりと優しい雰囲気のお花をお探しの方、プリムラやウィンティーの購入を検討している方、ウィンティーの育て方で悩みをお持ちの方はぜひ参考にしてください。
ウィンティーはこんなお花
ウィンティーはSUNTORY FLOWERSさんから発売されているプリムラです。プリムラの中ではマラコイデスに分類されます。
ウインター(冬)+マイティー(強い)+ティー(お茶)が名前の由来です。
ウィンティーは2023年時点で4種類発売されています。
- ライムグリーン
- ピーチ
- ローズ
- サクラ
ウィンティーの特徴
ふんわりとした花姿
ウィンティーの特徴はなんといってもふんわりとかわいい花姿です。春が近づくと小輪の花穂が咲きあふれます。
また、開花期が長いのも魅力の1つです。冬から春にかけて、少しずつ株を充実させながらお花を咲かせます。
寒さに強く半日陰でもきれいに咲く
ウィンティーは寒さに強く半日陰でもキレイに咲いてくれます。1日のうち数時間だけ日が当たる場所でもたくさんお花を咲かせる貴重なお花です。冬から春にかけて寂しくなりがちな半日陰の花壇で大活躍してくれます。
これは実体験ですが、真南の日向で育てた株よりも、北向きの日陰〜半日陰くらいの場所で育てた株のほうが元気よく育ちました。
寄せ植えでも大活躍
ウインティーは高さのある花穂が特徴です。寄せ植えを作るときに、高さを活かして立体感を出すのに大活躍します。
ウィンティーの成長記録
続いて、ウィンティーの成長の様子を紹介します。
1月下旬
ウィンティーは11月中旬頃から12月中旬頃、1月中旬頃から2月中旬頃にホームセンターなどで販売されます。
写真は1月下旬に購入したウィンティーです。株が大きく成長していたほうが育てやすいため、初心者の方は1月中旬以降に購入するのをおすすめします。
2月下旬
2月下旬のウィンティー。厳しい寒さに負けず、少しずつ株を充実させます。
3月上旬
3月上旬のウィンティー。暖かくなってきたことで、花穂が増えてきます。
3月中旬
3月中旬のウィンティー。花穂が更に充実してきます。
4月上旬
4月上旬のウィンティー。お花でいっぱいになります。
ウィンティーの育て方
続いて、ウィンティーの育て方を紹介します。
植え付け
ウィンティーは乾燥に弱いので、水はけと水もちの良い土に植えてあげます。市販の培養土に腐葉土と赤玉土を 3割程度混ぜると水はけと水もちが良くなります。簡単なのでおすすめです。
栽培環境
ウィンティーは半日陰の風通しの良い環境を好みます。加湿には強いですが乾燥に弱いので、乾燥しない場所に植えてあげます。
また、直射日光に当て過ぎると花色が薄くなったり、葉焼けしたりします。1日中直射日光が当たる場所は避けて育てましょう。
水やり
水やりは土が乾いたらたっぷりとが大原則です。土が乾く前に水を与えすぎると根腐れを起こす恐れがあります。
ただ、ウィンティーは加湿に強く乾燥には弱いので、水切れには注意が必要です。水やりは忘れないようにしましょう。
肥料やり
開花期は肥料切れを起こさないように定期的に液肥を与えます。植え付けてすぐは根がしっかり張ってないので、肥料は薄めに与えるようにします。
花がら摘み
花がらはこまめに取り除きます。放っておくと、病気の原因となったり花つきが悪くなったりします。
花がらを見つけたら花茎から切り取ってあげてください。
可能な限り、こまめに取り除いてあげましょう。
花がらになる前に摘んで、切り花で楽しむこともできます。
摘芯・切り戻し
ウィンティーは自然とふんわりきれいにお花を咲かせます。そのため、摘芯や切り戻しは必要ありません。ローメンテナンスでお花を楽しめます。
冬越し
ウィンティーは寒さに強いため、多少の雪や霜にも耐えられます。ただ、寒風や強い霜にあたると弱ってしまいます。寒さが厳しいときは軒下に移動させるなどして、寒風や強い霜からは守ってあげましょう。
また、マルチングをしてあげるのも寒さ対策として効果的です。
夏越し
ウィンティーは暑さに強くないので、基本的に夏越しは難しいです。夏は越せないものと割り切って育てましょう。
まとめ
以上、SUNTORY FLOWERSさんのプリムラ、ウィンティーについてご紹介しました。
冬から春にかけてふんわりとかわいらしいお花を咲かせるウィンティー。半日陰を彩ってくれる貴重な品種です。
半日陰できれいに咲いてくれるお花をお探しの方、プリムラを育てることをお考えの方はこの記事を参考に育てることを検討してみてください。
それでは、また!
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