ペチュニアを育てていると、こんな悩みはありませんか。
「最初はきれいだったのに、だんだん間延びしてきた…」「花が小さくなって、全体がだらしない感じになった」「切り戻しが良いと聞くけど、枯らしてしまいそうで怖い」
実はそれこそが切り戻しのタイミングです。
私自身、最初は「せっかく咲いているのに切るなんて無理…」とハサミを入れるのが怖くて、何度も失敗してきました。
でも、正しい切り戻しを覚えてからは別世界。ペチュニアは驚くほど回復し、花数もボリュームも一気に増えます。
この記事では、
- 切り戻しが必要な理由
- 失敗しない時期
- 初心者でも安心な切り方
- 実体験ベースの注意点
を、写真付きの実例を交えながらわかりやすく解説します。ペチュニアの切り戻しで悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
なぜ切り戻しが必要なのか|長く美しく咲かせるための必須作業
樹形のバランスを整える|形の再生
生育旺盛なペチュニアはぐんぐん生長することもあって、樹形のバランスが乱れがちです。この乱れを放置すると見栄えが悪くなるので、切り戻しが必要です。切り戻しを行うことで、株全体のバランスが整い、見栄えが大きく改善します。
再度の生長を促進する|花数の劇的アップ
ペチュニアが一度満開になると生育が緩やかになり、花数も徐々に減っていきます。そこで切り戻しを行うと、株元から新しいわき芽が伸び、生長の勢いが再び活発になります。
それにより分枝が増え、花数も増えます。株全体もこんもりとボリュームのある株姿に仕上がります。
病害虫の対策
ペチュニアは生育が旺盛なので、葉や花がどんどん密集して生長します。この密集した状態を放置すると株全体が蒸れて病害虫が発生する原因になります。切り戻しをすることで風通しが良くなり、病害虫の予防になります。
切り戻しを行うタイミング|梅雨前と真夏前がベスト
株姿が乱れた頃(花数が減ってきた、茎が伸びてバランスが崩れている、株元がスカスカ)が切り戻しのタイミングです。以下の3つの時期が狙い目です。
- 6月(梅雨入り前):最も重要!蒸れて弱る前に風通しを確保します。
- 7月(真夏前):暑さで株が弱る前に体力を温存させるために行います。
- 8月下旬(真夏が落ち着いた頃):秋にもう一度満開を楽しみたい時のラストチャンスです。
気温が安定していて、回復力が高い時期に行うのがポイントです。
切り戻しの準備|用意する物
園芸用ハサミ
絶対に欠かせないのが園芸用ハサミです。切れ味の良い園芸用ハサミを使うと、作業は楽ですし、切り口を傷つけずに済みます。私は、アルスコーポレーションのハサミをずっと愛用しています。

また、不衛生なハサミを使用すると切り口から菌が入り、病気になる恐れもあります。それを防ぐためには、簡単な消毒が必要です。私はキッチンハイターを薄めたもので消毒しています。
切り戻しの方法|思っているより深めに切る
基本の切り方
- 株全体の高さを1/2〜1/3までカット
- 節(葉の付け根)の上で切る:節から新しい芽が出るので節の上でカットします。
- 株元の葉を残す:完全に葉がゼロだと光合成ができずに枯れるリスクもあります。
- 咲いている花も迷わず切る:躊躇せずにバッサリとカットします。
とにかく重要なのは中途半端に切らないことです。元気な株であれば1/3以上切り戻しても問題ありません。1か月ほどでしっかり復活します。




とにかく思い切ってカットするのがポイントです。元気な株であれば1/3以上切っても1か月程度ですぐに復活します。

切り戻しの実例|思いきって切り戻してOK!
2色植えのペチュニア
6月上旬|切り戻し前後
下の写真は6月上旬サフィニアアートです。一つの鉢の2つの苗を植えていましたが、大きくなりすぎて株が大きく乱れました。これをバッサリと切り戻します。

下の写真が切り戻し後のペチュニアです。1/3程度というより1/5以上の大きさまで切り戻しました。「やりすぎたかも・・・」と心配になりましたが、すぐに回復します。

7月上旬|切り戻しから1か月後の様子
かなり強く切り戻したペチュニアですが、1か月でまた満開を迎えます。しっかり切り戻しをすることでこんもりとボリュームのある株に仕上がりました。

大輪咲きのペチュニア
7月下旬|切り戻し前後
下の写真は長雨と暑さで株が大きく乱れたペチュニアです。株元はスカスカで腐り始めてますし、花姿もきれいとは言えない状態です。こんな状態でもバッサリ切り戻せば回復してくれます。

下の写真が切り戻し後のペチュニアです。バッサリと切り戻しました。

8月下旬|切り戻しから1か月後の様子
下の写真が切り戻して1か月後のペチュニアです。大きく乱れていた株もバッサリ切り戻すことでここまで回復します。

まとめ|ペチュニアは切り戻しで見違える
ペチュニアの切り戻しは、
- 樹形を整える
- 花数を増やす
- 病害虫を予防する
ために欠かせない作業です。
「切りすぎたら枯れるかも…」と不安になる気持ちはよく分かりますが、元気な株であれば、思いきった切り戻しが正解です。
最初は勇気がいりますが、一度成功すれば「切るのが楽しみ」になります。
ぜひ、この記事を参考に思い切ってハサミを入れてみてください。1か月後、今以上の満開が待っています。



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