ユニークな花模様が魅力的なSUNTORY FLOWERSさんのサフィニアアート。
オシャレでチャーミングな花模様がSNSでも話題になるなど大人気のサフィニア(ペチュニア)です。生育も旺盛で育てやすく、ガーデニング初心者の方でも店頭に置かれているディスプレイのような鉢植えを簡単に作ることができます。
育て方や特徴は?
摘芯はどうやるの?
切り戻しは必要?
冬越しはできるの?
この記事では我が家のサフィニアアートをご紹介するとともに、こんな疑問にもお答えします。
それでは、よろしくお願いします♪
サフィニアアートの特徴
サフィニアアートはSUNTORY FLOWERSさんから発売されているナス科ペチュニア属のお花です。3月下旬頃からホームセンターなどで買うことができます。
特徴はなんと言ってもユニークでかわいい模様のお花です。また、生育も旺盛で育てやすいのも大きな魅力の一つです。ボリュームのある中輪のお花をたっぷり咲かせてくれます。お花の模様は温度や肥料の量によって色の濃さが変わったりするので、お花の模様の変化を楽しむこともできます。
種類も豊富で、サフィニアアートだけで7種類の商品が販売されています(2023年3月時点)。
サフィニアアートの成長記録
続いてサフィニアアートの成長の様子をご紹介します。
ももいろハートとあずきフラッペの混色植え
「ももいろハート」と「あずきフラッペ」の混色植えに挑戦しました。ももいろハートは花弁にハートの模様が入ることでSNSで大きな話題になった品種です。あずきフラッペはあずき色の花弁にフラッペのように白い縁取りが混ざって見える特徴のあるお花です。
どちらも魅力的で、どうしても2品種とも育てたいと思い混色植えで育てることにしました。
3月20日
当然ですが、購入した時はとても小さかったサフィニアアート。その後、ぐんぐん成長してくれます。
4月16日
植え付けて1ヶ月ほどで鉢からはみ出るほど成長します。
5月5日
5月21日
植え付けて2ヶ月程でこんもりと大きく育ち、キレイなお花をたくさん咲かせてくれます。
どちらの品種も株元からもキレイなお花を咲かせてくれています。ノーブランドのペチュニアでは、こんなキレイに咲かせることはちょっと難しいです。
6月25日
満開後に切り戻したサフィニアアート。ばっさり切り戻してもすぐに成長します。
7月30日
また満開になりますが、大雨と暑さで株が乱れています。こうなる前に切り戻しをしてあげたほうが良いです。
9月10日
2回目の切り戻し後また成長したサフィニアアート。何回切り戻してもすぐお花を咲かせます。
10月1日
11月3日
11月になるとさすがにもうお花を満開に咲かせることはありません。翌年に備えて、挿し芽で冬越しをさせました。
6月10日
無事に挿し芽で冬を越すことができたサフィニアアート。挿し芽であれば簡単に冬を越すことができます。
7月23日
挿し芽で冬を越せば、またきれいなお花を咲かせます。
るりいろ風ぐるま
新色の「るりいろ風ぐるま」にも挑戦しました。るりいろ風ぐるまは、白地の花に風ぐるまのような涼しげな模様が入ります。
こちらも購入して2ヶ月程でこんもりと大きく育ち、キレイなお花をたっぷり咲かせてくれました。
サフィニアアートを育てて感じたことは「とにかく育てやすい!」ということ。購入したどの品種も特別なことはしてないですが、こんもりと大きく育ち、キレイなお花をたっぷり咲かせてくれました。
サフィニアアートの育て方
続いて、サフィニアアートの育て方を解説します。
植え付け
サフィニアアートは鉢植えで育てるのがおすすめです。生育が旺盛なので、鉢植えの場合は大きめの鉢を用意してあげてください。8号鉢(直径24cm)から10号鉢(直径30cm)に植え付けてあげます。
我が家では10号鉢を用意し、はなちゃん培養土に赤玉土を2割〜3割程度混ぜた土に植え付けています。
栽培環境
サフィニアアートは陽当たりの良い場所を好みます。半日以上は直射日光のあたる屋外に置いてあげます。
水やり 追肥
水やりは、土が乾いたらたっぷりと与えます。サフィニアアートは花びらが薄く弱いので、花びらに勢いよく水が当たらないよう注意が必要です。
また、サフィニアアートは生育旺盛でたくさんのお花を咲かせますので、追肥も必要になります。1週間から10日に1回程度、液肥を与えるようにします。
花がら摘み
花がらは気がついたらなるべく早く摘み取ります。花がらを放っておくと無駄なエネルギーを使ってしまったり、病害虫の原因となってしまったりします。
摘芯(ピンチ)
サフィニアアートは分枝力も旺盛のため、摘芯をしなくてもたくさん枝分かれしてキレイな花姿になります。ただ、摘芯をしてあげたほうが、よりこんもりとボリュームのある株に仕上がります。
摘芯は、間延びしている枝をカットしてあげるだけで大丈夫です。難しく考えず、間延びしている枝を迷わずカットしてあげましょう。
切り戻し
サフィニアアートも蒸れには強くないため、梅雨前には切り戻しをします。梅雨に入る前でも、株元の花が少ななってきたら切り戻しをしましょう。
このくらい、思いきってバッサリ切り戻しても大丈夫です。躊躇せずに、バッサリ切り戻しをしてあげましょう。
サフィニアアートを増やしたい場合は挿し芽で簡単に増やすことができます。
挿し芽を地面に植えておいたら、小さなお花が咲いてくれました。
バッサリ切り戻した株も1~2ヶ月すれば、また上の写真のように満開に咲いてくれます。株が乱れたら躊躇せずに切り戻しをするのがポイントです。
冬越しはできる?
基本的には1年草扱いのため、冬越しはできません。室内や温室に入れてあげれば冬を越すこともできますが、花付きは落ちてしまいがちです。
それでも冬越しにチャレンジしたければ、挿し芽で冬を越してあげるのがおすすめです。
まとめ
サフィニアアートはユニークなお花が魅力的な生育旺盛で育てやすいお花です。
初心者でも簡単に店頭のディスプレイのような鉢植えを作ることができます。
みなさんもサフィニアアートを育てるのに挑戦してみませんか?とっても簡単に満開のお花を楽しむことができますよ♪
それでは、また!
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