【ラナンキュラス綾リッチ】豪華に咲き続ける極上品種|特徴・育て方・成長記録を紹介

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ラナンキュラスの中でも、ひときわ存在感を放つ大人気品種 「綾リッチ(あやリッチ)」。
紙のように薄い花びらを幾重にも重ね、冬〜春のガーデニングを華やかに彩ってくれる特別なお花です。

この記事では、綾リッチの特徴・成長記録・育て方・球根の管理方法 を詳しく紹介します。
これからラナンキュラスを育てたい方、綾リッチが気になっている方はぜひ参考にしてください。

ラナンキュラス 綾リッチ
ラナンキュラス 綾リッチ
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目次

綾リッチはこんなお花|特徴と魅力を紹介

綾リッチは綾園芸さんから発売されているラナンキュラスです。寒さの厳しい12月頃からホームセンターなどで販売されます。

ゴージャスな花姿

綾リッチは非常に薄い花びらを重ね合わせ、大輪で豪華な花姿になります。

冬の寂しい花壇を一気に明るくしてくれる、希少な「真冬から咲くラナンキュラス」です。

ラナンキュラス 綾リッチ 豪華なお花
豪華なお花

花つきが抜群

冬に購入した株でもしっかり開花し、
3月になるとさらに蕾を次々と上げる旺盛さが魅力です。

管理が多少苦手な方でも、美しく咲かせながら育てやすい品種です。

ラナンキュラス綾リッチの豪華な大輪の花
紙のように薄い花びらが重なる綾リッチの花姿

カラーバリエーションが豊富

ピンク色に加え、オレンジ色や、白色、黄色など豊富な色から選べます。
花壇や鉢植えのテーマカラーに合わせて選びやすいのも嬉しいポイントです。

オレンジ、白、黄色の綾リッチの購入苗
カラーバリエーションが豊富!欲しい色が多くてついつい買いす気てしまうことも。。。

綾リッチの成長記録(実例付き)

1月上旬 植え付け

ホームセンターに並ぶのは例年12月頃。
生産者さんがしっかり育ててから出荷してくれているため、株も安定感があり安心です。

ラナンキュラス綾リッチの購入直後の苗
生産者さんが丁寧に育てた綾リッチの花苗

2月上旬

苗から購入すれば、寒さの厳しい時期でもお花を咲かせます。

2月上旬の綾リッチの開花
寒さに負けず開花する綾リッチ

2月下旬

最低気温が氷点下になる日もありますが、寒さに負けずに元気に花を咲かせます。

ただし「霜が直撃すると弱る」ため、鉢なら軒下へ避難させると無難です。

2月下旬に開花する綾リッチ
氷点下でも丈夫に育つ綾リッチ

3月上旬

暖かくなると蕾が一気に増え、春の気配とともに最盛期に向かいます。

3月上旬に次々に蕾をつける綾リッチ
蕾が増え始める綾リッチ

3月中旬

冬に購入した株は、例年この時期が最も華やか。

花つきの良さを実感できる瞬間です。

3月中旬の満開のラナンキュラス綾リッチ
最盛期を迎えた綾リッチ

4月上旬

気温が上がっても咲き続けます。

4月上旬の開花を続ける綾リッチ
本格的に春に突入しても咲き続ける綾リッチ

4月下旬

4月下旬になると、地上部が枯れて休眠期に入ります。

休眠期の綾リッチの枯れた様子
休眠期に入り地上部が枯れた綾リッチ

地上部が枯れたら球根を掘り上げ、風通しの良い日陰で保存します。

ラナンキュラス綾リッチの掘り上げた球根
掘り上げて洗った球根。風通りの良い日陰で乾燥させて保管します。

ちなみに、球根から育てた綾リッチは4月下旬になってもまだまだ元気いっぱいです。

球根から育てたラナンキュラス綾リッチの株
球根から育てたラナンキュラス綾リッチは春に長く楽しめます。花数も多い!

球根から育てると寒い時期にお花は見れませんが、春以降に長くお花を楽しめます。

綾リッチの育て方

植え付け

水はけと水もちの良い土に植えます。鉢植えの場合は、市販の培養土に腐葉土と赤玉土を 3割程度混ぜるだけで水はけと水もちが良くなります。

地植えの場合は、植え付ける前に腐葉土を混ぜ込むなど土壌改良をしてから植えます。

過湿は球根が腐敗する原因になるため、水はけ重視の土に植え付けましょう。

栽培環境

日当たりの良い場所で育てます。

寒さには強いですが、霜にあたると弱ってしまい、最悪の場合枯れてしまう場合もあります。

鉢植えの場合は、寒さが厳しく霜が降りるときは軒下などに避難させると安心です。

水やり

鉢植えの場合は、土が乾いたら鉢底から水が出てくるまでたっぷりと水やりをします。

地植えの場合は、植え付けた後に根がしっかり張るまでの間(2週間程度)は水やりが必要です。その後は水やりは特に必要ありません。

水やりは花びらに水が当たらないよう注意します。花びらが薄いので、花に水があたるとシミになってしまいます。

肥料

花を咲かせるのに多くの養分を必要とするので、開花期は定期的に液肥を施してます。2週間に1回程度が目安です。

梅雨が近づくと葉が枯れ始めますが、その時に肥料を与えると球根が腐りやすくなります。4月中頃には肥料は止めるのが無難です。

花がら摘み

花がらは早めに摘みます。
花がらを放っておくと見た目が悪いだけでなく、病気にかかったり、無駄なエネルギーを使って花つきが悪くなったりします。

花がら摘みは花茎をカットしますが、カットする場所は新しく出てきている花芽の少し上あたりです。

カットしたお花は切り花でも楽しめます。

ラナンキュラス 綾リッチ 花がら摘み
切り花も楽しめる綾リッチ

冬越し

寒さに強いため、基本的に冬を越してくれます。ただ、寒風や強い霜にあたり続けると弱ったり、最悪の場合は枯れてしまいます。寒風や強い霜からは守ってあげると安心です。

夏越し

梅雨が近づき暖かくなると、休眠期に入り地上部は枯れます。球根部は生きていますので、うまく管理すれば翌年も開花します。

ラナンキュラス 綾リッチ 枯れた
地上部が枯れた綾リッチ

土に植えたままにすると、高温多湿で球根が腐る恐れがあります。

翌年もお花を咲かせるためには、球根を掘り上げて風通しの良い日陰で管理をします。

ラナンキュラス 綾リッチ 球根
掘り上げた球根

球根の植え付け

掘り上げた球根は、涼しくなった晩秋(11月頃)に植え付けます。

乾燥している球根をそのまま植え付けると急激に水分を吸収して球根が腐る恐れもあります。
軽く湿らせたバーミキュライトに1週間程度埋めて、水分のある環境に慣れさせると腐りにくくなります。

まとめ

ラナンキュラス綾リッチは、冬の寒い時期からしっかり花を咲かせ、春にはさらにボリュームたっぷりの花を楽しめる人気品種です。
成長記録のとおり、1月〜4月まで安定して花が途切れず、カラーバリエーションも豊富で庭や鉢植えを一気に華やかにしてくれます。

育て方も決して難しくなく、

  • 日当たり
  • 水やりのタイミング
  • 霜と高温多湿の回避

この3つを押さえるだけで元気に育ちます。

さらに、地上部が枯れた後に球根を掘り上げて管理すれば、翌年も花を咲かせてくれるのも綾リッチの大きな魅力。球根から育てる場合は、春以降に長く楽しめるメリットがあります。

冬〜春のガーデニングを華やかにしたい方には、綾リッチは間違いなくおすすめのラナンキュラスです。ぜひあなたのお庭でも育てて、その豪華な花姿を楽しんでみてください。

「でも球根管理ってめんどくさい・・・」という方は、植えっぱなしでもOKなラナンキュラスラックも検討してみてください。

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